やらなければならないことは目の前に大量に転がっているのに、よせば良いのにDavid BowieのZiggy StardustとT. RexのBorn To Boogieを続けて見てしまった。
覚えではほぼ同時期の映画で、どちらもライヴがメイン。
こんな見方は初めてなのだけれど、個人的な感想としてライヴに関してはBowieに軍配。
T. Rexはバンドとしてはリズムが緩すぎ。オリジナルの二人だといい線行ってるんだけど、ドラムとパーカッションがなんかよくズレる。
でも全体の構成とかはT. Rexの方が面白い。
Ziggyの監督はJimi Hendrixのモンタレーも手掛けた人なんだけど、エンターテインメントというよりはドキュメンタリーな作風で、それはそれで面白いのだけど、若干間延びするところもある。
一方Boogieの監督はあのRingo Starrである。ライヴの間にシュールな寸劇やスタジオでのジャムなんかを挟んでいて、見てて飽きない。
The Beatlesの解散後に突如頭角を現した二人の異端児。興味深いのは、二人のプロデューサーは同一人物であり、二人は公私に渡る友人だったことである。