今日は、進路をどう決めたかについて書いて行こうと思います。


どこの大学に行きたいか?何を学びたいか?

と高校生になってすぐに問われました。

姉は、昔からなりたい職業があった &  我が家は裕福ではないため、国公立でお願いしたいと親の要望を伝えていたため、早くから地元の国公立大学に進路を決めていました。


しかし妹は、なりたい職業もなく、何のために勉強しなくてはいけないの?といつも疑問を呈していたため、地元の国公立大学でいいや〜、学部(我が家は田舎なので、学部も四つしかない…)も、この中だったらこれかな?と安易に決めていました。私自身も、地元にいてくれたら金銭的にも助かる!高校受験の時も、精神的に凄く辛かったので、出来れば推薦してもらって楽に行けたらなと内心思っていたので、何にも言いませんでした。

妹の通っていた高校は進学校だったため、先生たちは、成績が良い妹に、『もっと良い大学を目指せ!!』と口々におっしゃっていましたが、偏差値主義な所に反発した妹は、頑なに、地元で良い!ともっと地元志向を強めていきました…。

一年の夏〜秋頃に、文系、理系の希望が聞かれ、妹は『将来勉強してて役に立つのは、国語とか英語の文系教科だから、文系にする!』と文系に進みました。

それから二年になり、担任となった先生がきっかけで、少し気持ちが揺らいできました。

何度か重ねた面談で、自分の気持ちを聞いて貰えて、『お前がそこまで地元が良いと言うなら、応援するぞ!』と言われたこの言葉で、違うところを目指そうかな…という気持ちになったそうです。

私が懇談会で、『高校受験も苦しんだので、出来れば、地元大学の推薦をして貰えたら…』と伝えた所、『僕はお薦めしません…。去年三人推薦受けたのですが、一番成績の良かった子だけが落とされました。基準がわからないんです…』と。

妹は、頭が良いのではなく、並々ならぬ努力をしている子です。なので、確かに同じようなことが起こった場合、病んでしまうかも…と思いました。

その時に私自身も少し考えました。これだけの努力を積み重ねて来ているのに、我が家の家庭事情の為に、地元に留めていていいのか?もっと選択肢を広げてあげるべきじゃないか…。


私の友達が、先生からこんな話を聞いたと教えてくれました。

『一、ニ年で、どこに行ってもいいよ〜、好きに大学決めて良いよと言っておいて、三年になって、お金が無いから、地元にして…って言うのはやめて下さい。子供が可哀想です。もし、無理なら最初から、地元にして、と言ってあげてください』


確かに…。色々考えました。姉には地元で、とお願いしていたのに、妹にだけ不公平じゃないか…とも。それなのに、姉は快く、『良いよ〜、私は行きたい学部があったし。妹、行かせてあげなよ〜』って言ってくれました。今思えば、姉もきっと県外に行きたかったんだと思います。何にも考えず、姉の選択肢を狭めてしまったこと、我慢させてしまってこと、本当に申し訳ないと思っています。


というわけで、妹には、二年の夏頃くらいに、『やりたいことがあるなら県外に行ってもいいよ〜』と伝えました。


長くなったので、今日はこの辺で〜。