こんばんはー。からだの通訳者タッキー先生です。

痛みには感覚の側面と,情動の側面がある。

視覚や聴覚は他人と共有できる感覚だけれど
ケガなどの痛みはとても主観的で、他人にはその知覚的な痛みは理解できない。

 

月9の「コード・ブルー」で山Pが言っていた。
「子どもが小さい時にたくさんけがをするのは
その痛みをたくさん知るためだ。
だから治りも早い。次々痛いという経験をして
人の痛みを知っていく」

ただのドラマだけれど
結構毎回、医療現場の話を通して
とっても素敵なセリフが並ぶ。
 

実際、就学前の小児について調べた米国の研究によると,

 3時間に1回の割合で,転んだり,ぶつけたり,けんかしたりして,痛い目にあっている

というデータがある。

 

.このような体験を通じて痛みを知るようになる。
共有できないものだからこそ、
自分のからだを通して、その情動を汲み取ろうとするのだ。

からだの痛みのご相談を受けている時、いつも感じてる。
それと同じ「こころの痛み」があるのだなあ・・と。

5年前、母が亡くなった時、
父は手の甲をすりむいて1か月治療に時間を費やした。
手術したり、縫ったりすることもなく
ただ、日にち薬で治していった。

この治し方は、母を失った父のこころの傷、そのものだった。
何か対処があるわけでなく
ただただ、日々を重ねて痛みを取っていく。
父のこころの痛みをそれに重ねて私も泣いた。

からだの痛いところができたら
その場所に聞いてみてほしい。

今、こころの痛みは何?
きっとケガやからだの痛みに対する感情と同じものが
「こころ」の中にあるはずだから。


1年講座の単発講座・第6回は「痛み」についてのお話です。
ぜひ、お聞きになってみてください。

 

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