以前、ブログに登場したストレスを抱えた男性客。
いつものように何かいいものはないかと店内を物色。
私をみつけ、手招きされる。
「最近疲れるから酵素飲んでるねん。いいと思う?」
「毎日お酒飲むからやっぱりウコンかなあ・・・」
「肌荒れがひどいからこんな時はアスタキサンチンやなあ。」
「胃の調子が悪くて何かいい胃薬はない?」
私を呼ぶなり、一人でしゃべり続けるお客様。
やっと私が口をはさむタイミングがやってきた。
「毎日夜の接客だから大変ですね。」
「時間も不規則だし、体調管理が難しいでしょう。」
彼の心の中にあったもやもやがどんどん噴出す。
でも噴出した分は気持ちが軽くなっていくのがわかる。
私はそこで1冊の本の話をした。
五日市 剛さんのツキを呼ぶ「魔法の言葉」
ツキを呼び込む魔法の言葉が二つある。
一つは『ありがとう』,もう一つは『感謝します』。
普段何気なく使っている言葉だけど,使い分けるといい。
どんな些細なことでもいいから,
いやなことがあったら「ありがとう」。
逆に,良いことがあったら「感謝します」
何度も繰り返し繰り返し言う。
そしたら,絶対にツイてくる。
そう書いてある。
どんないやなお客様でもそのお客様のお蔭で
売り上げになる。有難う。
こんな自分に普段の愚痴をこぼすことで
癒されて帰ってくださり、感謝します。
「そんな風には考えられませんか?」
「そうやね。
そう考えると気持ちが軽くなるねえ。
そう考えられそうな気がするわ。有難う。」
みるみる顔が明るくなって喜んでお帰りになりました。
何も買わずに・・・(´_`。)
これで良かったのかなあ。
でも実はこれは私に対する言葉でもある。
悩みやストレスを抱えている私に言い聞かせているのだ。
人の悪口は言わない。
つらいこと、難しいことに直面したら「有難う。」
良いことがあったら「感謝します。」
自分はツイている。運がある・・・。
そんなイメージで過ごしていこう。
きっといいことが待っていますよね