HP ENVY 13 x360 | たなかたさんの備忘録

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2012年で休止したBlogでしたが、ふと、また書き物などしてみたくなって7年越しに復活してみることにしました。ま、あくまで自分用備忘録として…。

"ノートPCの4台に1台が「Ryzen」搭載の衝撃"という記事が出ていた。

まぁそうだよねと思いながら記事を読んだ次第。

 

かくいう僕も、Ryzenノートのユーザーだからだ。

HP ENVY 13 x360(2018モデル)

 

それまでは、ずーっとIntel CPUのノートPCを使ってきた。というより、それしか選択肢がなかった。

WindowsXPの初期のころくらいに、若干のAthron or Duronを積んだノートがあったが、

PentiumMが出たころくらいからAMD製のCPUを搭載したノートはほぼ死んだ感があった。

 

が、傑作Ryzenが登場してから潮目が変わった気がする。

直後に、Intel CPUのセキュリティ問題が発覚して、両者の明暗はさらにハッキリとしてきた。

(まぁ、企業規模的に、少々失策があったからと言って、直ちにIntelがAMDにひっくり返されることは

 ないのだろうけど…)

 

当時僕はすでに8コアのCPUを搭載したデスクトップPC(HP Z420@Xeon E5-2687W)を

使っていたこともあり、興味は大いにあったものの、Ryzenに食指が伸びることはなかった。

当時の段階で、PCの性能を持て余していたのもあったし。

 

そんな中飛び込んできたRyzen搭載ノート(HP ENVY 13 x360)発売のニュース。

 

当時使っていたノートPCはなかなかしょぼいものだった(DELLのInspiron 11 2in1@Pentium N3530)

ので、価格が安かった(税・送料込みで8万円ちょっと)こともあり、すかさず買ってしまった。

※ちなみに、僕は2in1が好き。もう1台、恵安のやっすいノートPCを持っているが、

  これは、キーボードつけ外し可能な2in1だ…。タッチパネルが便利すぎるので…。

 

買ったのは、ベーシック・スタンダード・パフォーマンスのうちのスタンダード。

まぁ、買った当時は上記のような名称はなく、Ryzen3モデル(ベーシックに相当)と

Ryzen5モデル(スタンダードに相当)の2種類だったのだが。

 

スペックは、

 CPU :AMD Ryzen 5 2500U(4コア8スレッド)

 メモリ:8GB

 ストレージ:256GB SSD/M.2 NVMe(うちのはSamsung MZVLB256HAHQが付いていた)

 ディスプレイ:13.3インチフルHD

 重量:1.31kg

といったところ。

 

動作速度については全く文句なし。

 

Cinebench R20で、CPU:1210pts(シングルコア221pts)と、メインのデスクトップ(8コア16スレッド)

半分の性能が出ており(ちょうどコア数分相当だね)、モバイルノートとしては申し分ないレベルと思う。

ちなみにENVY 13 x360の最新モデルではCPUの世代が1世代進んでいるので

(ZEN⇒ZEN+)、さらなる性能向上が見込まれる。

 

比較的安価で販売されていながら、全アルミ筐体で剛性が高くて安心感があり、触り心地もよい。

バッテリーの持ち時間がやや短い印象だが、CPUパワーがかなりあるので、やむなし?

※バッテリ優先の性能を絞ったモードにすればいいだけか…。少々絞っても十分早いだろう。

 

CPUの卸値が安いのかね?IntelのCPUで同程度の造りのノートを作ったら、

もう2万円ほど高くなっちゃうんじゃないかと思うが…。

 

4コア8スレッドの高性能CPUを搭載して造りも上質なのPCがこんな値段(8万ちょい)で

買えてしまうという、コスパの良さがRyzenノートのいいところだと思う。

スマホがあって、タブレットもあって、という時代なので、みんなPCにそれほどお金かけなくなって

いるし、コスパ優先で選ぶと、Ryzenはかなり有力な選択肢になるのかな…と。

 

んん…。シェア増も納得!

 

<2020-04-30追記>

暇だったので追加でいくつかベンチを取ってみた。

 

3DMark Night Raid

 

3DMark Time Spy

 

CPU-Z Bench

 

Crystal Disk Mark