忙しかった夏が、、ついに終わった!
ほんとに忙しい夏だった今年・・ホッと一息つくと、すでに「秋」真っ盛り!
ドタバタしてる間に、、みんなはスイスへ海外旅行だ~の、尾瀬で遊んでます!だぁ!? はたまた熊本のお友達みなさんは屋久島縦走!!と、、まわりはにぎやかにお過ごしのようで・・羨ましい限りでございましたが、、
そろそろ時間も取れるようになって、、さて?どこぞへ!
おぅ!そう言えば「ツキヌキホトトギス」見たい!と言ってたブロ友さんがいたなぁ~!と・・一路 宮崎は都農町「尾鈴山」へ! 久しぶりの「尾鈴」でした。
古くからの山友さんアウターさんとブロ友「じゃいがさん&ユピカさん」と4人で尾鈴へ!
9/20(日) 4人
この尾鈴山 はて?何年ぶりか、、十数年ぶりに間違いないのだけど、とにかく
多雨の山で(九州では屋久島に次いで多雨)過去、好天での山歩きでは2回目かもしれない・・。いつも雨かガスに巻かれて歩いてきた気がします。
今回は「キバナノツキヌキホトトギス」が目的なので「白滝」までの滝巡りコース!
登山道に入ったら突然出迎えてくれた「チャボホトトギス」
足もとの茶枯れた落ち葉のなかにひときわ冴える黄色い可愛い花ですね!
白滝へのコースはその昔、伐採した木材を運びだした運搬の道(トロッコ道)を歩くので迷うこともなく気持ちよく歩けます!ただトロッコ運搬のためでしょうか?
傾斜角を抑えるためか、とにかく迂回・回り道が多く思わずショートカットしたくなる登山道ですね~! この「ショートカット」で事件も起こりましたが・・(笑)
テクテク歩いて行くと、、すでに高山では紅葉も始まっていますが、
ここでは「イワタバコ」もまだ咲いていました。
ほんとにお水の山です。
その滝の多さも凄い数ですがいたるところからお水の道もありますね!
それだけ潤いのある山だけにオンリーワンの花々も多い山ですね!
昔は「寒蘭」の自生地としても名を馳せていましたが採り尽された気配があるようですね!
この可愛い花は、、何?
まだ調べてませんが、、
大小様々な「滝」に癒されてくてく歩きます。
ピークを踏み尾根を歩く周回コースなら7~8時間を要する山歩きですが
アケボノツツジや石楠花の時期ではないので今回はまさしく
滝巡りコース散策トレッキングです。
桂の古木 めちゃ大きいです。
100年ほど前から盛んだった林業の伐採にも逃れてきたのでしょうか?
基幹は時の経過をかもし出しています。頑張って生きてきてるんですね~!
でも幹まわりには次から次に若々しい徒長枝が伸びてきています。
いつまでも森を見守って欲しいものですね!
手掘りでしょうか?
ここもトロッコ道だったのでしょう、中を歩くと可愛い「コウモリ」さんが
ぶら下がっていましたよ!
お水も綺麗ですが、、そろそろ群生地です。
名瀑の「矢研の滝」方面にもキバナノツキヌキホトトギスは咲きますが
簡単に撮影できる場所には咲いていないのでこちらの白滝コースが
優しく逢えます。
これは今から咲くキバナノツキヌキホトトギスですが
こうしてみると茎が葉を突き抜けているのがよくわかりますね!
こちらは満開!ちょうどいいタイミングだったようです。
久しぶりの尾鈴の山はお天気もよくツキヌキちゃんも
たくさん咲いていました。
さてひとまず「白滝」までは参りますよ!^^
この橋げたは当時からのものなんでしょうか・・?
立派なコンクリート製ですが、、
上の歩道は近年の登山者向けの整備事業によるものでしょうけど、、
さて到着の白滝
まだまだこのアングルで写っているのは滝の上部だけなんですけど・・
コンデジを岩の上において自撮り!(笑)
て言うか、、
途中から単独で歩く事となり・・(爆)
途中、衣類調整で立ち止まり着替えたのだけど、その間 3人はテクテク先に行っちゃったものだから、、追いつくために九十九道を数回ショートカットで急いだのですが、、あれ!?前にいる?抜いてしまったの?
わけわからんくなり、、携帯は繋がらないし・・「ま、いいか!白滝まで・・」とは言ってあったので、てくてくひとり歩きで、、^^
知らない山でもないので・・ひとりとことこ♪♪
(まぁしかし、、私の場合 花は探しながらもひとり歩きだと早いんですよ!これが)
あっという間に「白滝」到着!
しかし、、待てど暮らせどみんなが来ない!?
自撮りや足もとに乱舞してるチャボホトトギスを撮りまくってても3人は来ない!
なんでやぁ~!?
と、、降りはじめると10分!
下から汗ダクのアウターさんが上がってきたっ!
「どうしたん!?汗ダクなって・・?」
「ドあほぉ~~~! 心配して・・てめぇを探して、、登ったり降りたりしとったわぁ!!」
人騒がせな私のせいで、、古くからの山友 アウターさんには「鍛錬」のハイクとなったのでありました。。
笑っちゃぁ~いけませんが、、ごめんちゃい!
しかぁ~し、、昔はお互い、、たったか行っちゃう二人の間柄でしたが
お互いお歳を重ねてきて優しいアウターさんになったのね~!てかぁ。。
それでもショートカット好きな二人なので「次からはトランシーバー持って山、入ろうや!」なんて・・会話が♪♪(笑)
やっと復路は4人揃って♪♪降りましたとさ!^^
じゃいがさんらがお初の尾鈴だったので・・一旦 降りて
名瀑「矢研の滝」まで足を伸ばす
これだけお水豊富なお山です。
ニョロちゃんいないはずもなく・・・
おっ!じゃいがさん いた!いた!可愛いニョロちゃん!
子供の頃は逃げるニョロちゃんの尾っぽをつかんで引きずりだしたものでしたが
「ねぇねぇこいつカナヘビよね!すぐ逃げちゃうよね!」と・・
ニョロちゃんの怖くない私とじゃいがさんと二人で引きずりだしてからかおうとしたら、、なんとっ!くるっと反転!!!
完全に臨戦態勢に入り・・・ニラみつけられてしまいました!!
おい!おい! こいつ噛み付きそうよ!
かわいい黄色い顔して・・怒ってる!怒ってる!!
ヤマカガシだったのかなぁ~!?
結構、怒ってましたよ!
刀剣山ではとぐろ巻いた「マムシ」とにらめっこもしましたが、
この子も気性の荒い子でした。
まぁここらは彼らの聖域!私らが「不法侵入者」なのですもんね!
そう怒るなって!と・・立ち去る事でした。
「矢研の滝」の手前の滝 ん?なんて名の滝だったかな?
こちらの区域もキバナノツキヌキさんは咲いていますがほとんど崖上やカメラを向けられる状況の場にはないようです。
手の届くところのはほとんどが残念ながら○掘されてしまったのでしょうね!
<矢研の滝>
昔は滝壺近くまで行けたと記憶してますが現在は手前の「展望台」までと
なっていました。
上下画像ともに「チャボホトトギス」と思われますが
数多く撮った画像の中からとても似てはいますが「キバナノホトトギス」と思われる画像もありました。
キバナノホトトギスは加江田渓谷が有名ですが、キバナとチャボの違いを調べると
やはり尾鈴山にはキバナとチャボが混生して自生しているようです。
似てはいますがあきらかな違いもあるので加江田渓谷のキバナノホトトギス
も撮影に行って比較してみたいと思います。
(キバナノツキヌキホトトギスは、ここ尾鈴山オンリーワン)です。
明日はスーパームーンin韓国岳の予定なんですが・・はてさて
お天気が微妙・・・
月夜のお月見だんご食べられるかなぁぁ・・?
番外
矢研の滝
昔、始めて買ったデジタルカメラ(当時は高かった)
その初陣がここ矢研だった。
滝壺の青の水面に顔を出す岩を飛び歩きいくつものアングルで
撮りまくったものだった。
何気に渡り戻るときに、ふとバランスが乱れ・・・
肩と腕からストラップの重みが消えた、、
コバルトブルーの青の深みにもくずと消えていったあのカメラ
どうなったんでしょうね!?
今でも脳裏に焼きついて残る青に、、小さく消え行く
黒いカメラ
山遊びでは尾根やピークで突然の突風に・・
帽子を飛ばすことはよくあるが、、、
ここ尾鈴にくると思い出す・・・