前回に引き続き、発達障害に対する理解への難しさについて、また少し。


今回も、やはり答えの見つかっていない難しい問題です。


前回と重なりますが、クラスに一人、二人いても不思議はない障害。

それなのに、アレルギーや喘息などの疾患に比べて認知も低ければ、発見も少ないのが現状ではないかと思われます。


「同じクラスの△△君、すぐに手が出るし、みさかいないから怖いわ~」

と、多動の疑いのあるお子さんは、どうしても周囲から指摘されやすい傾向にあります。

しかし、当の本人も親御さんも全く気が付く気配がないケースも少なくありません。

当惑する周囲…

これって、とてもデリケートな事ですし、まして
「お宅のお子さんって…」
って、周囲から指摘するのは難しい問題です。

幼稚園や保育園に通われてるお子さんなのであれば、担任の先生に相談してみるのも一つの手かもしれません。

その際は発達障害の特徴について詳しく紹介されているサイトなどを参考にして頂いて、「可能性が高いな」と思われるようであれば、踏み切ってみてはいかがでしょうか?

簡単に(本当に簡単に)ご紹介しておきますと、

手がでやすい、落ち着きがないタイプ→注意欠陥多動衝動性発達障害(ADHD)

人の話をあまり理解出来ない、人との係わり合い方が常に一方的、または苦手など→広汎性発達障害(PDD)

などの特徴を参考基準にしてみて下さい。



しかし、集団生活に入ってないお子さんの場合は周囲からのアプローチは更に難しいと思われます。

集団に入っていない故、我が子と他の子との差異に気付きにくかったりします。
子供ってこんなものだろう…と。

集団生活の経験がなくても、オモチャの貸し借りが非常に困難だったり、遊具の順番を守るのが苦手だったり、オモチャ売場やお菓子売場からなかなか離れてくれなかったり…お友達と複数人で外出した際に団体行動を常に苦手とするようであれば、可能性が高いでしょう。

ママ自身が「困難」と感じていれば、いつかきっかけが訪れるかもしれませんが、そうでない場合は難しいでしょう。


周囲の深い理解で見守ってあげるのがベターなのかな?と思ってます。


ただ語弊があるかもしれませんが、例えば多動タイプのお子さんの場合で、周囲のお子さんに日頃から危機を感じている場合や、危険行為までに至らなくとも、例えばチックの症状が発症したり、お子さん自身が「恐怖」を訴えてくるようであれば、話は別です。
事態は深刻と判断して、少し勇気を持って対応しなければならないでしょう。

しかし、世の中には色々な方がいるように、親御さん達も十人十色。
残念ながら、どのように伝えるのがベストかは、分かりません。(u_u)


余談になりますが、私の住む地域には、療育センターの職員の方が定期的に「巡回サービス」といって、地域の園児達の日頃の様子などを観察してくれています。

これは全員が対象ではなく、例えばうちの息子の場合は家庭から担任の先生経由で申し出て、職員の方に観察してもらうのですが、そういった園と療育センターとで定期的な繋がりがあるので、専門的な方に中立な立場で観察・判断してもらうことも有効的かな?とも思います。

観察結果は、担任の先生と本人の保護者に伝えられますが、それ以外の方に情報を開示出来るかは定かではありませんが。



発達障害に対して子育ての難しさを感じている親御さんもいらっしゃいますが、今回は逆に周囲が難しさを感じているケースもあり、私が日頃から感じている事を中心にお話しました。

こちらも一個人の考えとして受け止めて頂ければ…と思います。