先日、私の1番古い記憶についてお話しましたが、今日はもう少し大きくなった頃の記憶をお話しします。

多分、3才くらいだったと思います。

親戚のお祭りに遊びに行った時の記憶。
私は廊下に座っていました。
目の前には従兄弟の兄弟二人と従姉妹のお姉ちゃん三人が口喧嘩をしていました。

そこへ仲裁に入った叔母が、「ほらほらいつまでも喧嘩してないで、仲良く三人でM(私)をベビーカーに乗せて散歩したらどう?」
と言い出しました。

私は一切口を挟んでおらず全て心の中に思った事をハッキリと覚えているので、括弧書きに記します。
(え゛~何で私なのよ、喧嘩と私は関係ないのに)

しかし、私の意に反して三人は喧嘩をピタリと止め、「そうしよう!」
と一目散に外へ走って行きました。

仕方なく私も外へ。

この時、私は自分で歩き、靴は叔母に手伝ってもらいながら履いた、と記憶してます。


外には今のベビーカーとは程遠い乳母車と言ったほうが正しいであろう、白い乳母車に私は乗せられました。

叔母は三人に「仲良くね」
と言って家の中へ戻ります。


(さて、散歩か。まんざらでもないかも)

ところが…

乳母車は進む気配がない。

三人がまた喧嘩を始めました。

兄「俺が先に押す!」
姉「ダメ私が先!」
弟「僕も押したい!」

誰が押すかで揉め始めた。

一語一句覚えてないものの、それぞれの言い分は…

兄:俺が1番年上
姉:女の子同士
弟:年が近い者同士

喧嘩の中心は上の二人が接戦で、下の弟は優勢ではなかったと把握していたし、弟の言い分はたいしたことないな、と冷静?冷酷に判断もしている。

延々、それを言い続ける三人。

ちっとも進まない乳母車に退屈を覚える。
(あの先を右に曲がったらどんな景色が見えるのだろう、早く行きたいな。)

しかし、決着はまだつかない。

(もう、誰でもいいよ。押して進もうよ!誰が押しても一緒だよ。)
と苛々し始めた。

でも、まだ喧嘩は止まない。


しばらくして叔母が様子を見に来た。
「ほらほら、また喧嘩しないの。じゃあ皆んなで仲良く写真を撮りましょう。笑って笑って。」

また三人はピタリと喧嘩を止めた。

(なんで今、写真なんだよ。関係ないよ。)
と、可愛いくない事を思っていた私。(笑)

思いっきり作り笑顔の三人に仏頂面の私。

この写真が今手元にないのが残念。

写真を撮り終わるとそそくさと全員家へ戻り始めた。

(え゛ぇ~~~。散歩はどうした、散歩しないのかよっ)
って叔母と三人の背中を見つめながら、愕然とするところで記憶は終わり。


まぁ、今の子供達はおしゃまで口も達者な子が多いから有り得る話かもしれない。

それから何年かして私が従兄弟達と同じ年になってから母に話して驚かれた。


当時の私も最近の子供と同じように思ったりしてたけど、口が達者じゃなかっただけなんだと思う。

子供も大人顔負けに他人に対して批判したり、冷静に判断しているもののようです。

だから口に出来ることが全てではなく、口に出来る事以上に思考は発達していると構えていたほうが賢明ということになります。


何かの参考になるといいです。(;^_^A