由布院駅から観光列車「或る列車」に乗って、博多駅を目指す旅。
「或る列車」に乗るためだけに由布院まで来て、滞在1時間で引き返します(; ̄ー ̄ゞ
いよいよ出発準備が整ったようです(°◡°)
それでは乗車しましょう!
車内へ入ると、まず目の前にグッズの展示台がありました。
乗車した1号車から、予約席のある2号車へ。
マニアの方ならすぐにお分かりかと思いますが、この列車も水戸岡鋭治さんの手によるものです。
こちらが2号車。
組子細工の引き戸が付いた個室が並びます。
着席しました。
2両編成の列車内で、1人でも予約可能な唯一の席、2号車21番個室です(´▽`*)
引き戸を閉めるとこんな感じ。
組子から外が見えるので、程よいプライベート空間になりますね。
通路を挟んだ向かい側は、なぜか今は販売されなくなった22番個室。
そしてコチラが、我が21番個室。
木目の床にもロゴマークが入っています。
扉にはステンドグラス、壁面にも額縁のような組子細工が飾られていて、豪華な雰囲気です。
扉の上にある【博多⇒筑後吉井⇒豊後森⇒由布院⇒筑後吉井⇒博多】のサボ、水戸岡トレインではおなじみのアイテムですね。
そして天井が特徴的なことが多い水戸岡トレインですが、この2号車は照明が仕込まれた格子模様になっています(゚▽゚*)
テーブルの上には紙ナプキン、おしぼり、コースターだけでなく、他にもいろいろとセッティングされていました(’▽’)
左から順に記念乗車証、メニュー、マスクケース、そして下にあるのは紙製のランチョンマットです。
メニューの表面はコースのお食事メニュー。
裏面には自由に頼めるフリードリンクのメニュー。
列車は12時47分に出発して、5分くらい経ったところでウェルカムドリンクのサービス。
スパークリングワインとオレンジジュースからのチョイスだったので、もちろんスパークリングワインにしました(^◇^)
そして割り箸とスプーンも届けられましたが、お食事が来るまでまだ少し時間があるので、1号車の見学に行きましょう。
2号車から1号車へ入ると、まず廊下壁面の組子細工とステンドグラスが目に飛び込んできます。
振り返って連結部分。
蒸気機関車の模型が飾られています。
車内で使われるグラス類も、オシャレにディスプレイされていて素敵です(´∀`)
オープンキッチンでは、前菜の盛り付け真っ最中でした。
そのオープンキッチンの向こうが、1号車の客室になります。
コチラは個室ではなく、オープンタイプの座席です。
博多⇒由布院の午前便はほぼ満席だったそうですが、この午後便は1号車の乗客はゼロ。
2号車もたけりんの他には2人連れが2組だけで、総勢5名の乗客という空き具合でした。
なので車内写真も撮り放題!(°▽°)
1号車の天井は、2号車と違ってコテコテのミトーカ装飾ですね(´ω`)
そして最後尾にも鉄道模型のディスプレイ棚が両脇に。
さっきの蒸気機関車の模型も含めて、展示されている鉄道模型は全て原鉄道博物館の創設者である原信太郎氏のコレクションでして。
なぜそのようなものが飾られているのかと申しますと、この「或る列車」は原信太郎氏が製作した「或る列車」の模型を元に作られた列車だからなんですね(〃ω〃)
上の段の金ピカの車両が、原信太郎氏による「或る列車」の試作模型です。
実は横浜にある原鉄道博物館へは5年前に行ったことがあって、アテンダントさんにそのことをお話したら、『写真を撮るのにガラスに照明が反射しないよう、扉を開けましょう』と、わざわざ解錠して扉を開けて下さったんですよ!(゚∀゚)
振り返ると、盛り付けが終わった前菜が運ばれようとしてるところでしたので、そろそろ席へ戻るとしましょう。
~その3~につづく。。。