日本では毎年どのくらいの方が交通事故で亡くなっているか、ご存知ですか?
ピークだった1970年には、なんと1万6千名を超えていました。
(↑画像は時事ドットコムから)
毎月およそ1,400名、毎日およそ46名もの人々が亡くなっていた計算です。
それが自動車テクノロジーの進歩や交通ルールの改善、人々への啓蒙活動、加害者に対する厳罰化などにより年々減少し、去年2019年には統計を取り始めてから最少の3千2百人ほどにまで減りました。
それでも毎月300名(毎日10名)近い方が亡くなっているという事実。
ピーク時から50年もの年月をかけてもまだ、それだけの数字です。
そんな交通事故を撲滅するにはどうすればいいのか?
答えは「STAY HOME(家にいよう)」です。
外出すれば、車に轢かれて命を落としたり重傷を負ったりするリスクは避けられません。
また、自らのハンドルで他人の命を奪ってしまうことも、充分に考慮する必要があります。
未来ある母子の命を高齢者の暴走が奪った、池袋の事件(あえて事故とは表現しません)も記憶に新しいところです。
いくら自らが注意していても、常に加害者にも被害者にもなり得る可能性がある。
交通事故とはそれほど恐ろしいものだということを、皆さん考えて行動して下さい。
自家用車だけでなく、バスや電車、航空機などの事故も絶え間なく起こっている状況は、常に危険と隣り合わせと言えます。
そのような観点から、リスクを回避するために、国民の皆様には外出の自粛を要請いたします。
特にゴールデンウィーク期間中は、いわゆる「サンデードライバー」と言われる日ごろ運転をしない方々が、数多くハンドルを握るために危険度が高くなりますので、より一層の外出自粛をお願いいたします。
命を守るために、どうか外出は控えて下さい!
自分だけは大丈夫などと思わないで下さい!
・・・と、ここまでの話の展開を滑稽だと思われるでしょうか?
僕が言いたいのは、社会において生活を営む以上、災害や事故や病気など、あらゆるリスクが存在しており、それらについて勉強したり知恵を絞ったり、そして努力して協力し合って、逃げることなく向き合いながら、人間として生きてゆかなければならないということだけです。
ライフラインを守るため、命を懸けて仕事を続けられている方々には心から感謝するとともに、最大限の敬意を表したいと思います。
いま僕らがこんな状況でも、落ち着いて暮らすことが出来ているのは、あなた方のおかげです。
本当にありがとうございます。
(2枚目以降の画像は昨日までのGoogleトップページから)