10月の台風による水害で、宮城県内で最も被害が大きかったのが丸森町。
丸森町は宮城県と福島県の県境の町で、仙台からだと車で1時間ほど。
何度か遊びにいったこともあるのですが、山に囲まれて自然は豊富だし、昭和ぽい街並みが残ってたりして、お気に入りの町でした。
先月の水害では河川の氾濫により広範囲にわたって浸水し、町役場が孤立したりして大変な状況になりました。
ニュースで映像をご覧になった方もいるかと思います。
被災後のドローン映像がYoutubeにありました。
連休前の11月1日にボランティアにいってきました。
実際現地に行ってみると、もう水は引いてましたし、建物の倒壊などは見えなかったので、遠目には何事もなかったかのように見えないこともないのですが、町中に入ると道路には乾いた泥がこびりついたままだし、あちこちの家々で、住人が水浸しになった家財道具を外に運び出していたり床下の泥を掻き出してる姿が見られて、「こりゃ大変だわ」と思わず唸ってしまいました。
ボランティアセンターのすぐ脇に、災害廃棄物の集積場があったのですが、すさまじい量でした。


連休前の平日だったこともあり、ボランティアの人数は少なかったです。
作業は想像していたとおり、浸水した家屋の床下の泥掻き出しでした。
かなりの力仕事で、お昼休みをはさんで正味4時間ほどの作業だったのですが、けっこうヘロヘロになりましたw
センターでマッチングされた5人のグループで作業したのですが、グループの中に徳島県から来たという人がいてびっくり。
台風水害のニュースを見ていても立ってもいられなくなって、会社の有給とって車で駆け付けたのこと。
1週間ほど活動して今日帰ると言ってました。
ボランティアセンターで対応してくれた女性スタッフさんも、北海道から来たんですと言ってました。
オリなんて前日まで行こうかどうしようか迷ってたのにw
ボランティアって、なんというか、ちょっと行きづらい感じってありますよね。
私もこれまで311の震災のときに1度いったきりでした(苦笑)
もともと率先してボランティアに行くようなタイプではないし、出不精だし、団体行動って好きじゃないし。
どちらかというとボランティア活動って苦手なタイプの人間なのですが、今回は同じ県内というのもあって意を決していってきましたw
行けば行ったでどうってことないんですけどね(^^;
ボランティアセンターでマッチングしてもらって作業内容や注意点を聞いて、送迎バスに乗り込んで現地に行って、あとはもくもくと作業するだけですから。
たしかに力仕事なので大変ですけど、誰でもできる作業だし、休憩も頻繁にとれるし、危険なことするわけでもないし。
一緒に作業したグループには女性もいましたが、女性でもやれる仕事はあります。
そのお宅は二階建てだったのですが、一階は全部床上浸水したとのこと。
家の修繕や床の張替えにどれだけ時間や費用がかかるか分からないとご主人は仰ってました、、、
ちなみに、プライバシーの関係で作業中の写真撮影やSNSへの投稿は禁止されてます(当然ですよね)
台風19号の水害では、長野県や栃木県、福島県などでも大きな被害が出てますが、どこも同じような状況かあるいはもっとひどいところもあると思います。
報道も偏ってるしねぇ、、、
被害の全貌もまだ見えてないのかもしれませんよね。
ボランティアも不足してるらしいし。
土日にはボランティアツアーバスを運行してるところもあるようですね。
気になってる方は一度行ってみるのもいいと思います。
1回ボランティアに行ったぐらいで、えらそうなことはなんも言えないのですが(^^;
んでも、時間あればもう一度行ってみようかと思ってます。
やっぱ災害はねぇ、明日は我が身ですから、、、