先日、ついにボランティアに行ってきました(^^)
前々から一度は行かなければ、行きたいと思ってたのですが、仕事の方が忙しくてなかなか時間がとれず、先月末に久々の連休が取れたときには夏風邪を引いて行けなかったという始末。
そうこうしているうちに猛暑が訪れ、熱中症を恐れて(苦笑)二の足を踏んでいたところ、数日涼しい日が続き、たまたま休みの日があったので、その日の朝にふと思い立ってボランティアに行ってきました。

行った先は、宮城野区体育館にある仙台市災害ボランティアセンターです。




平日にもかかわらずけっこう人がいました。我輩が到着したときにはすでに何班かが出発したあとだったのですが、それでも100人以上いたと思います^^;
しかも思いのほか女性が多かったです。若い女性もけっこういました^^;
ボランティアに来る若い人は男性よりも女性の方が多いという話を聞いたことがあるのですが、たしかにそうなのかもしれません^^;

ここのボランティアセンターでは活動に必要な資材はすべて貸し出してくれます。
防塵マスク、ゴーグル、皮手袋、ビニール手袋、長靴、スコップ、土嚢袋などなど。
塩あめやミネラルウォーターも支給されました^^;
大げさではなくタオル1枚あれば身一つで参加も可能です^^;


さて、9時に受付を済ませ、ボランティア要請を待ちます。
作業内容も、泥だしや家具の運び出し、写真洗浄など様々なので、ボランティア依頼者と希望者との間でマッチングもあります。
先着順に次々と現場に送られるのですが、我輩は遅かったので、40分ほど待ってようやく現場に向かうことになりました^^;

派遣先は、仙台市若林区の沿岸部で津波の被害にあった民家です。
1階は柱と多少の壁が残ってるのみという惨状です。

作業内容は床下の泥だしと、庭の清掃や草むしりですが、我輩のいたグループは庭の草むしりをまかされました。
その庭ですが、一見普通の空き地のような感じなのですが、元は畑だったそうです。
津波で運ばれた泥で埋没してしまいました。
その泥が今ではすっかり乾いてカチンカチンです^^;
なので草むしりといっても、乾いた泥をスコップで掘り返さないと思うように作業できません。
なかなかの重労働でした^^;

お昼休みのときに、どこからか野良猫があらわれました(^^)

$テペのブログ
現地での写真撮影は禁止なのですが、ネコならいいだろうと思って撮ってしまいました^^;

具合が悪いのか、やつれて目ヤニがたまってました。

$テペのブログ
近づくと、我輩のことを気にいったのかずっとすりすりしてました(^^)
よく考えてみれば、ここにいるネコは津波から逃れて生き残ったネコです。
思わず心のなかで「強く生きろよ」と声をかけてきました。

さて、ボランティアの方は正味3時間ほどの作業だったので、ボランティア作業したというよりは近所の家で手伝いをしてきたくらいの感覚でしたが、久々の肉体労働で、いい汗かきました(^^)
翌日は筋肉痛だったのは言うまでもありません(苦笑)

現地に同行したセンターのスタッフの中に、関西弁を話す方がいたのでちょっと声をかけてみると、兵庫県の方でした。
車中泊をしてこちらに2ヶ月滞在してるそうです^^;
ニコニコして人なつっこい感じの方でしたが、やはり阪神淡路大震災を経験されたらしく、今度の震災は他人事とは思えないとおっしゃってました。

一緒に活動したグループにも、さいたまから来た方がいました。
まだまだ全国から多くの方がボランティアに来てくださってるんだなと、宮城県民として思わず感謝の念を抱きましたよ(^^)