この20日から、被災者対象の東北地方の高速道路無料化が始まりましたね。

我輩この制度は、震災で家屋が倒壊したとか、そういう被害にあって罹災証明書を申請できる人だけが対象だと思ってましたが、内情は違ってました^^;
無料化の対象となる基準は、各自治体の裁量に任されているようです^^;
そんで仙台市では、事実上は市民全員が対象となるようです。
つまり仙台市に住民票があれば、誰でも申請できるということです。
でも恐らく、ただでさえ震災関連の処理で多忙な役所の事務処理がさらに猥雑になったら、混乱を招く恐れもあるでしょうから、名目上はあくまで被災者が対象ということで、誰でも申請できるとは言えないんでしょうね^^;


他の自治体では、震災時に停電したら対象になるとか、基準もさまざまなようです。
申請時に発行される書類も、本来の罹災証明とは別に被災証明とか罹災証明申請書とか、書式もいくつかあるようです。

そんな噂を聞きつけた我輩、土日も役所の窓口が開いてると聞いたので、先日の日曜に早速、もよりの区役所に行ってきました。
するとたしかに、普通の罹災証明発行の窓口とは別に、高速無料申請の窓口が設けられてて、しかもほとんど人はいません。
本当に我輩のような、たいして被害がなかった者が申請できるのだろうかと半信半疑で申し込んだら、所定の書類に住所氏名を記入し、健康保険証を提示しただけで、ものの数分で手続き完了しました^^;

そんでもらった書類がこれです。

$テペのブログ
これと運転免許書などの本人確認の書面を料金所で提示するだけで無料になります。

無料区間は東北地方の高速道はもとより、対象区間で乗れば降りるところは全国どこでも無料です^^;
(首都高など一部区間を除いて)
逆に全国どこから乗っても東北地方で降りれば、やはり無料です。


我輩、早速20日から使ってみました^^;
ところが、ETCは使えないため、主要なICでは料金所から本線まで数百メートルの長い行列ができていたり、これじゃ高速の意味ないじゃん、とちょいとがっかり^^;

気軽に高速道が使えるのでたしかに利便性はありますし、トラックなども無料になるので物流には効果あるでしょうし、申請すればボランティアの車両も無料になるようなので、それなりの被災地支援にはなるのかもしれませんが、逆に、東北地方以外からの観光客の足が遠のくのは間違いないでしょうから、ただでさえ切迫した観光産業にさらなる悪影響が出るかもしれません。。。

はたして、この制度がどのような影響を及ぼすのか、しばらく推移を見守ってみます^^;
我輩的には、こんな制度よりもっと他にやることがあるでしょうと、言いたい^^;

まぁせっかくですから遠慮なく使わせていただきます(^^)
同乗者がこの書類を持っていても無料になるので、東北地方を車で旅行したい方は、我輩を連れていくとお得です(笑)