ビジネスプランを構築する為には、多くの作業があります。
その中でも非常に重要なのが、マーチャンダイズプラン(商品計画)
の作成です。
今日は、このマーチャンダイズプランの作り方をご紹介しましょう。
マーチャンダイズプランを作成する為には、我々が出店しようとする
マーケットがどのような基準のマーケットであるか?決めなければ
なりません。
そこで、まず仮想商圏を下記の基準で設定しました。
店舗仮想商圏
人口 412千人 135千世帯 10万台の自動車保有規模の市場に
1店舗を出店するとすると、
この市場では、年間 91千本のタイヤ、 31千個のバッテリー、1211
千Lのエンジンオイルの購買需要が発生する事が分かります。
(消費指数:タイヤ 0.91本/年間)
そして、この市場のタイヤの需要は金額ベースで約10億円になります。
それでは、タイヤを一例としてMDプランを作って見ましょう。
●まず最初にタイヤを4つのセグメントに分類します。
レギュラーライン、パフォーマンスライン、軽自動車ライン、オールシーズン
/スノーラインの4つです。
●更に、3つの品質レベルに分類します。プレミアム、グッドクォリティ、
スペシャル
●これを過去のデーターから判断し、売上げ構成比(BOS)を出します。
プレミアム 10%、グッドクォリティ 70%、 スペシャル 20%です。
●我々のタイヤ市場の当初目標マーケットシェアは12.5%です。
●これに基づき、1店舗あたりのタイヤ販売本数を計算すると、
合計11,384本になります。
内訳はレギュラーライン 6,261本、 パフォーマンスライン 2,692本 、
軽自動車 467本、オールシーズン/スノーライン 1,964本です。
● そして、これらのタイヤをベンダー別(仕入れソース別)に分類します。
(詳細は割愛)
すると、ブリジストンとヨコハマが8,936本、輸入NBが968本、輸入PBが
1,480本となりました。
● レギュラーラインは6,261本売る事になっていますが、このレギュラー
ラインの中心となるのはベストセラーになると予想される、ワールドロードと言う
グッドクォリティのタイヤで差益も十分有ります。
● 次に、タイヤの商品ラインをホイールのリム径によってすべてブレーク
ダウンします。
このようなロジックを私達ちはタイヤに限らず、すべての商品(MD)サービス計画
の立案に適用しました。
当時は、まだウインドウズは存在していませんでしたので、ロータース123が活躍
しました。
つづく