北海道生活長くなり道内ははほぼ廻りましたが、まだ行ったことないのは離島の奥尻と天売・焼尻。
そのうちの一つ、奥尻島へ行ってきました。
奥尻へは江差と瀬棚からフェリーが出てますが、札幌から近いのは瀬棚経由。
車をフェリーで持ち込むのは結構高額なので、今回は札幌からも都市間バスで行くことに。
札幌のバスセンター8:30発の銀嶺バス「せたな号」に乗り込もうと待っていると
やってきたのは大型バスではなく、なんとマイクロバス!?
これで4時間半はキツいなーと思って乗り込むと中の座席は1人がけのシート10人乗りでゆったりでホッとしました。
乗客6名のうち自分も含めて予約なし3名だったので、当初の予約だと3名。効率考えると大型バスではもったいないですから当然ですね。
途中、中山峠と長万部で休憩をはさみ、山中の道をすすみますが小型のバスなのでスイスイ。
予想以上に楽チンに瀬棚フェリーターミナルに着きました。
せたなから奥尻はハートランドフェリーが1日1往復(季節運航)です。
まず奥尻島のシンボル、鍋つる岩。まわりの海も底まで見えきれいです。
青苗地区の「奥尻島津波館」
奥尻は1993年7月の北海道南西沖地震で大きな被害を受けました。その被害から復興までを当時の画像や写真、模型、小学生の作文などで紹介しています。
この「198のひかり」は奥尻島で犠牲になった198名(行方不明者含む)と同じ数だけ光が射すように作られてます。

またこの時空翔(慰霊碑)は窪みが震源地を向いており、悲劇起こった7月12日にはこの間に夕日が沈むそうです。
今日は海も穏やかですが、その時は赤白の灯台も地震で折れ、津波、火災で集落が壊滅的になった様子は当時テレビで見たのを覚えてます・・・。
宿に入る前に宮津弁天宮へ。164段の急な階段ありますが、上って奥尻島と北海道の平和を祈念してきました。