今年の春も
このお題で記事を書く事になってしまった
3月末日付で仕事場の仲間が退職した
彼女は仕事仲間
そして、
10年前のバンド仲間
心に架けた新たな道を歩み出すとの事…
最後の日、
大勢の仕事仲間の拍手喝采の中を、
涙を浮かべながら見送られる彼女…
花束で隠そうとしても、
それは無駄だよ
その花束を入れるための袋を最後に渡すのは僕だから…
僕が選んだ花屋
僕が選んだ花束
当然持ち運び用のフラワーバッグも手配済みだったのさ
おかげで最後の最後、
彼女に直接お別れの言葉を贈れるシチュエーションが出来た
形式的なあいさつなどするつもりはなかった
一緒にバンドを組み、
僕が計画したすべてのプログラムをこなしてくれた彼女に
精一杯の敬意を表した
本当の別れ際に交わした言葉…
「絶対にいい曲をつくってみせる!」
「待ってます!」
彼女は背を向け、
やや足早に歩を進めた
遠ざかる後ろ姿を見つめながらつぶやいた
「今の言葉の真意がわかるかい?」
わからなくていいさ
君は君の描いた未来へ、
何も迷う事なく羽ばたけばいいんだ
そしていつか、
お互いの未来に接点が出来たらいい
その時にその真意がわかるはずだ
我がバンドの歌姫…
君の事はいつまでも忘れない
たくさんの思い出をありがとう