今日は布団ちゃんのサイン本お渡し会でした。
場所はゴミの掃き溜め渋谷。楽しいイベントの思い出が多い街だが、一向に好きになる気配はない。16時20分にTSUTAYA集合だったが、場所が分かりづらい。そこで周りを見渡し、1番「キモい」奴について行くことにした。大当たりだ。そこにはキモヲタ6割、地雷系3割、キョロ充1割の終わっているコロニーが生成されていた。どういうイベントに行っても客のほとんどに嫌悪感を抱くのは異常なのだろうか。
解の出せない問題に思考をジャックされる中、自分の整理番号が呼ばれた。2F分ほどの階段を登り会場に入る。「手荷物は前のカゴにお願いします。」スタッフの声が場内に響く。もし俺がいきなりカバンから硫酸を取り出し、アシッドアタックを決行したらどうなるだろうか。破滅願望から成る、実現させてはいけない妄想を破ったのはそう、つわはすである。彼はチケット回収の派遣バイトとして雇われていたのだ。あのレベルの配信者でも厳しいのか…と現実の苦さを他人づてに感じ、「お願いします」とチケットをわたす。「はい。ありがとうございます。」そこはありがとうじゃないよね、と言いたくなる気持ちを抑えているうちにすぐ順番が回ってきた。画面上では輝いているが、対面するとそうでもない。かっこいいことは確かだが。「応援しています」とだけ声をかけた。自己主張はいらない。本当は金玉の裏の話をしたかったが。
無事にサイン本と通常本の二冊を受け取り、会場を後にする。待っている間、後ろの地雷女どもが「ツイッター投稿してましたよね?」などと馴れ合いをしていたので虫唾が走った。お前ら、マチャーオを使って自己顕示欲を満たすなよ。配信者応援垢を作っちゃうのほんと痛いわ。
こういう配信者のイベントに参加するのは2回目だが、空想と現実が交わっちゃって終わった後なんだか虚しくなるんだよな。こんなのに金使ってる自分も嫌になる。俺が理想を押し付けてるだけなのかもだけど、自分の手の届かない所にいてほしい訳ですよ。夢を見させてほしいみたいなことなんかな。俺がキモヲタなのかもしれない。俺はリアイベ向いてないわ。
さて、折角渋谷まで来たのだから何かしないとな。何か、なんて建前はいらない。目星はついている。リキッドルーム2Fのカフェバーで行われるパーティだ。SUSHIBOYSぐらいしかお目当てはいないが、丁度いいだろう。山手線に乗り一駅。MC派遣社員の影を探しながら改札を通り過ぎる。リキッドルームまでの5分を、彼のバトル動画で潰した。世界一無駄な時間だ。
会場入口に着くと、やたらと地雷系女が多い。あれ?ヒップホップイベントだよな?疑念を胸に階段を登ると98%女しかいない。マジか。客層終わってるだろ。チケットはなく、エントランスで払えばOKという事前情報を仕入れていたのだが、「お手元のチケット番号をご確認ください」とスタッフが叫ぶ。やべえ。ネットの情報を鵜呑みにした俺がバカだった。たまらず引き返す。会場の周りを回りながら、足りない頭で考える。あれ、これパーティの会場じゃないリキッドルームでなんか行われてるんじゃね?いいね正解大卒。案の定地下アイドルのイベントが行われていた。あまりナメるなよ。で風を切り「ホンモノの音」を楽しむ為に会場へ戻る。よく耳をすませば重低音が響いてるじゃないか。地雷女の集団の奥にその震源地はあった。よし、2000円と2ドリンクで1200円か。張り切って財布を開くと、そこには1000円札と小銭しかなかった。先週5000円下ろしていたはずだが!?軽いパニックと恥をかき、直前で引き返す。側から見れば2回も出入りしている不審者だ。また戻れば、「また来たよこいつ初心者が」と思われるに違いない。金を下ろすのも面倒だし明日も早いしな、と都合の良い理由をつけ帰路についた。
書いている最中に思い出したのだが、現金のみの歯医者に行ったんでしたわ。今時じゃなさすぎるだろ。まあ恐らくそんなイベント行くなっていう神からのお告げだったんでしょうね。都合よく神の所為にできるなんて人間は全く持って身勝手ですよね。はあ。今日はお風呂溜めて入ろう。

