ガリレオと確率論

「はて、どちらの道を行こうかな・・・ 今日は、やはりこちらを行ってみよう ん、しまった! 今日はこちらが渋滞かあ」と、マイカー通勤の皆さんは毎日コースの選択に一喜一憂しますよね。
その選択の基準は何でしょうか。
目的地への到達時間、道路の整備状態、ゲンの善し悪しなどがあると思いますが、ここで大きな働きをするものに過去の経験や第六感があります。
昔の人の行動基準は、ほとんどこの程度だったようで、これを数学的に解明しようという機運になったのは17世紀に入ってからといわれています。
ピサの斜塔の実験や天体望遠鏡の発明ででおなじみのガリレオ(Galileo Galilei イアリアでは通称 “Galileo” )は、「やはり地球は動いている」といった通り地動説を確信し、「では、なぜ真上に投げたボールがそのまま投げた位置のところに落ちてくるのだろう」
と考え、物理学の出発点ともいうべき「ガリレオの相対性の原理」(慣性の法則)を発見しました。
当時、サイコロを使ったギャンブルが流行っていましたが、このギャンブルに夢中になっていたカルダノという建築家が、ガリレオのところに勝つ方法を教えてもらいに行ったところ、ガリレオは、どの目とどの目の組み合わせが一番よく出るか証明してみせたという話があります。
お陰で、せっかく当時建築家として名を馳せていたカルダノ氏は、後世名ギャンブラーとして、唯一名を残すことになりましたが、ガリレオの方は「確率論の始祖」と呼ばれるようになりました。
その後数十年を経て「大気圧の法則」を発見したフランスのパスカルが、やはりサイコロを振って出る目の傾向を研究し、これが「古典的確率論」といわれ、この頃から都市の人口調査や産業分野に「確率」を利用するようになったようです。
経験的判断を「確率」などというと堅苦しくなりますが、そうそう、身近なところにも沢山利用されています。テレビの視聴率、手相占い、血液型による性格判断等々・・・
さて、あなたは今日はどのコースを選んでお帰りになりますか?
ちなみに、
ガリレオは、オランダで眼鏡のレンズを重ねて見ると拡大して見ることができる「望遠レンズ」が特許になったのを知り、1609年、倍率を高めることに成功、史上はじめて、望遠鏡を使用して天体を観測しました。
ガリレオが、月面のデコボコや、木星のまわりを回転する三つの衛星を発見したことはあまりにも有名です。
人類が世界で初めて望遠鏡で星空を見てからちょうど400年に当たる今年は、「世界天文年」。
今こそ 冴えわたる夜空を見上げ、美しい星々を眺めましょう。

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