食堂を出てから、家族待合室へ行き
ボクが出てくるのを待つ。
約2時間後、看護師がノックし部屋の扉を開ける。
「岡田さん、終わりましたよ。」
それを聞くと席を立ち、集中治療室に向かった。
ボクは、あいかわらず静かに眠ったままだ。
看護師がベッド周りの整理をしてる。ボクが到着して
間もなかった様で、少しバタつきながらも看護師同士
明るく声を掛け合ってる。
両親へ不安を抱かせない様な配慮だろう。
しばらくして、主治医が入って来た。
「無事終わりましたよ。」
「ありがとうございます。」
「後は、このまま血栓溶解剤をしばらく使用して経過を見ます。」
「よろしくお願いします。」
この会話は、改善の方向にまだ向かってないと言う意味だ。
看護師と少しの言葉を交わし、主治医は出て行った。
「今日も、このまま病院内にいるので、もし何か あったら
連絡下さい。」
両親も看護師にそう言い、部屋を出て行く。
エレベーターを降り、1Fに着くと昨日と同様
人影は少なくとても静かだ。
そして、昨日同じソファーで今日も身体を休める。