Trogirから(360km)Omisaljまでクロアチアの南から北まで、アドリア海を見ながら海岸線を車で走らせた。道はS字カーブの連続、とにかく綺麗だ!!海は真っ青! 風も爽か! !

水面が太陽に反射してキラキラ輝いている。目茶くちゃ綺麗だ! 

妻は、ワー 綺麗! ワー 綺麗! ワー 綺麗! 連発だ。

 

 

俺は絶壁の道路が、大の苦手! 極度の高度恐怖症だ!ホテルは3階より下の階に、

いつも泊まる様にしている。3階までが限界だ!

 

俺は景色を見る余裕も無く、ハンドルを自然と強く握り締めて、手の平を真っ赤にし、

心臓もドキドキさせながら、運転をしている。

 

 車を路肩に止めて一と呼吸、休みたいが、その場所がみわたら無い。 S字カーブで、その上、路肩の直ぐ下は、目がくらむ様な、100m位はある絶壁だ。路肩には、言い訳程度の小さな縁石が置いて在るだけだ。 

落ちたら100mの大ジャンプ、アドリア海へ真っ逆さま!

 

路肩の縁石も、処度、衝突の為か無くなっている! 誰か車で縁石を乗り越えてジャンプ!       ぞーとして体が身震いする。 俺はまだ、ここで死にたくは無い!

 

 

高校時代の同級生80名中、3名が既に死亡した、多分もっと亡くなっているはずだが、

最近は相互間の連絡が無くなった為、判らない。昔は毎年クラス会をやった。工業高校の土木課だったので、半分は開発局、県、道、市町村の役人に、残りは民間の建設会社に,就職をした。いつも幹事は、役所に入った人だった。

 

即ち仕事を発注する側と、仕事を受注する側である、同じ同級生同士でも、立場が違う。  クラス会が接待する側、接待される側の会場と化した。 しかし、約15年位前マスコミで官々接待を問題視した。その後、俺達のクラス会は一度も開かれていない。 実に寂しく残念だ

 

 

また横道に逸れたが、俺は日本人平均寿命の80歳までは生きたい。後11年間あるので、

11年間分の予定は、びっしり考えてある。今後6年間は、自分で車を運転し、ヨーロッパ中を周る予定だ。各年ごとに、どこを回るかも、決めてある。 

 

取り合えず、来年は以前にも周ったが、ドイツとイタリアをじっくり回りたい。そして6年後、

75歳になったら自分で車を運転するのを諦めて、バスか鉄道で旅行する。そして78歳になったら、海外旅行をあきらめて、今度は国内旅行をする予定だ!

だから俺は、ここで死ぬ訳には、いかないのだ。

 

だけど皆、この絶壁弾丸道路を60km位で飛ばしている。仕方なく俺も、その流れに乗る。

通り縋りに、小さい街(漁村)が点在する、どの街も情緒があって心地よい。

通り過ぎて終うのは、もったいない。

 

 

昨夜はOmisaljに泊まったが、今日の朝、予定を変更して、昨日来た道を、約80Km逆戻りしてSenjと言う街で、宿を探すことにした。予定変更は、良くある事だ。

 

大体俺達の予定は、ものすごく大ざっぱだ。ハッキリしているのは、行き帰りの飛行機の日程だけだ。 この前の日も、Trogirの街が気に入り予定変更して宿した。

 

適当にSenjの街を車で走らせていたらAPATMENT ★★★ の看板が目に入った。

★3つは、勝手に自分で付けたのだろう。 まー 良い。 車を道路脇に止め、空部屋が 有るか聞きにいく、かなり年配のおばあさんが出てきて、何か言うっているが、さっぱり解らない。どうやらクロアチア語しか話さないらしい。

奥の方から若い女性が出てきて、通訳をしてくれた。ここの泊り客のようだ。個人の家を、夏期間のみ民宿にしている様子だ。

 

 

 

部屋を見せてもらい、値段を聞くと25ユーロ(2700円)、トイレ、シャーワは共同だ。俺たちが泊まるには、十分だ。今日はここに決めた。1昨日は、朝食付で8,000円、昨夜は 朝食付で5,000円、そして今日は朝食は無しだが2,700円よし、明日は1,500円のを探そう?

 

特に決めてはいないが、大体一泊の予算は2人朝食付で6,000円だ。

これでも、今年から予算を1ランクUPした。昨年まで宿は、バックパッカーと決めていた。

バックパッカーは、キッチン付でとにかく安い。

その上、世界中の若者が利用しているので、その中に入って結構楽しめる。

 

 

今はバルコニーに椅子とテーブルを持ち出して、真っ青なエーゲ海を見ながら、この文を書いている。向うに大きな島が見えるが、草木が一本も見えない。ハゲ島だ!

 

昔はこのアドリア海をローマ軍が攻めて来たのだろう。各町には、小高い丘に要塞がある。

それがまた海とマッチして、絵になる。ギリシャでもこの様な島があった。海風が心地よい。

波で小船が、気持ち良さそうに揺れている。 妻は海を見ながら 幸せ! 幸せ!

 の連発している。

そんなに幸せなら、ここに連れて来てやった、俺をもっと尊敬しろと言いたいが、 言うとまた 喧嘩になるから止めておこう。