そんな折、
東洋経済が12月28日に掲載したダウンの記事はとても興味をひきました。
実はダウンジャケットの元となるダウンの膨らみ、いわゆる"ダウンパック"を縫製できる洋服の縫製工場は日本にはほとんどないんですよ。
工場がないんだから、単純に生産数が少ない。
だから、日本製ダウンジャケットは滅多にお目にかからないし、国内ブランドもダウンを作るには中国などのダウンパックを縫製できる技術がある海外に依頼せざるを得ない現状があります。
ところが、今人気が出ている国産ダウンジャケットは年間何万着作っているという。
どーゆーこと!?
って思っちゃいましたよ、正直。
でもね、この記事見てると気付く人は気づくと思うんですけど
作ってるのは、寝具メーカーとかの所謂「非アパレル系工場」なんですよね。
その業種独自の高い技術を持ち合わせている工場が
持ち前の高い技術でアパレル業界に進出。
空前絶後の大不況と呼ばれている日本のファッションビジネス界で大躍進を遂げ
海外への転換もはじめている。
もちろんトレンドと供給できるものがピッタリ一致したからってのはあるけれど
それを見極めて、今までやってたことだけでなく、新しいチャレンジに繋げていくという姿勢。
とても勉強になります。
前への進み方がわからなくなるなんてことは、大きな失敗する度にぶつかることかもしれないけれど、
そんな時にふと、自分の強みを振り返って出来ることを改めて探してみるのも大事ですね。
希望の見つけ方、希望の輝かし方はそれぞれにあるもんだと再認識。
なんてことを考えさせられた朝。
さて、今日は成人式!
本日成人式を迎える皆様も、どうか希望に溢れた素敵な1日を!!!
和輪羽
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