既婚男性が、奥様のことを「嫁」と言うのが嫌いだ。

 

「嫁」というのは、「嫁ぐ」からきていて、本来は姑・舅の立場から発せられるもの。

 

嫁=息子の配偶者

 

だから、男性が自分の配偶者のことを「嫁」と言うのは間違いなのだ。

 

が、平気で「嫁が~」と言う男性は多い。

 

本人はおそらく何も気にしていないのだろうが、傍らで聞いている私はすごく気になる。

 

もちろん、直接指摘することはないが、心の中で「嫁じゃなくて妻!」と毎回突っ込んでいる。

 

夫と結婚する前、夫の友人達と飲む機会があった。

 

私達はまだ結婚していなかったが、婚約はしていたため、友人達は私のことを「○○の嫁」と茶化した。

 

決して悪意は感じなかったが、「嫁」というワードに引っかかった私

 

さすがに友人達に「嫁とは」を説くことはしなかったが、ナチュラルに「嫁」を使う仲間内にいるとなると、夫も何も考えずに「嫁」と言い出しそうだと思った。

 

それだけは、断固阻止したい。

 

ということで、結婚前に「結婚後は私のことを必ず『妻』と言うこと」と釘を刺しておいた。

 

おかげで、夫はこれまで一度も私のことを「嫁」と言ったことはない。

 

やはり、何事も最初が肝心だ——

 

 

配偶者の嫁呼びは、35歳の私より年代が上の人達に多いように思う。

 

自分の配偶者はもちろん、相手の配偶者まで「お前のところの嫁は?」というふうに使うのだ。

 

逆に、若い子は「奥さん」とよく言う。

 

「僕の奥さんが~」「奥さんに聞いてみます」という感じ。

 

それはそれで、、

 

使い方が違う

 

「奥さん」は、相手の配偶者に対する呼び方だから。

 

「うちの嫁が~」より「うちの奥さんが~」と言っているほうが、『さん』という敬称がついている分、聞こえはいいが、本来はどちらも正しくない。

 

だから、「僕の奥さん」についても、私は心の中で突っ込んでいる。

 

 

こう考えると、配偶者を妻呼びしている人は、意外と少ない。

 

あくまで私の周りがそうであるだけだと思いたいが、実際はどうなのだろう…

 

「妻」は、ビジネスでもプライベートでも使えて、最も無難で間違いない言い方なのに、なぜ浸透していないのか。

 

とりあえず、夫にはこれからも周りに流されることなく「妻」を使い続けてほしいと思う。

 

夫が「妻」を使うことによって、息子も自然と妻呼びするようになるだろう。