夫にヘッドハンティングの連絡がきた。

 

こう言うと、夫がすごく優秀な人っぽいけど、もちろんそんなことはない。

 

中小企業の営業マンで、営業成績は良くもなく悪くもなく、ザ・平均

 

そんな夫の元に、先日S会社から電話がかかってきて「ある企業の社長より○○(夫の名前)様を是非我が社に迎えたいということで、伝言を承っております」と言われたそう。

 

それを聞いた私の第一声

「詐欺?」

 

我ながらひどい妻だと思うが、夫自身も「新手の詐欺か」と思ったそう。

 

そうだよね。自意識過剰じゃなくて良かった。

 

それで、とりあえず忙しかったからその時はすぐに電話を切って、そのS会社というのを後でググってみたらしい。

 

そうしたら、一応S会社というのは転職サポート会社として実在していたそう。

 

とりあえず、詐欺ではなかった。

 

でも、夫程度の人材を欲しがる社長なんて、いる?

 

「ある企業ってのが知りたいよね」と夫婦で話した。

 

数日後、再びS会社から連絡があり、夫が「とりあえず企業名を教えて欲しい」と言うと、「電話では言えない、zoomで資料を提示しながら説明させてほしい」と。

 

休日だったため、近くで聞いていた私は、電話の相手がS会社だとすぐにわかった。

 

夫はzoomが面倒で断ろうとしていたが、私は企業名だけでも聞いて欲しかったので、【zoomやろう!企業名知りたい!】と、その辺にある紙に殴り書きして夫に見せた。

 

紙をチラ見した夫は「あ~、じゃあzoomお願いします」と言って、zoomの日時を決めてくれた。

 

ちなみに、殴り書きした紙は娘の大好きなプリキュアの塗り絵の裏面だったため、後でこっぴどく叱られた。

 

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zoom当日

 

平日の昼休憩時間を設定していたので、私は「企業名わかったらLINEしてね」とちょっと楽しみにしていた。

 

が、夫からLINEは来ず。

 

おや?zoomは中止か?真顔

 

夜になって帰宅した夫に事情を聞くと、zoomはしたけれど、結局企業名は明らかにされなかったとのこと。

 

なんでや真顔

 

さらに、よくよく話を聞くと、

 

色んな企業の社長が集まる懇親会で、「こんな人材が欲しい」と社長が言っているのをS会社がヒアリングして、リサーチ→ヒットした人に連絡→転職に繋げるという流れだったのだとか。

 

え、じゃあ社長が夫を名指ししたわけじゃないってことじゃん!

 

なんだ~そういうことか。

 

詐欺は疑ったけど、夫の指名は疑わなかった私達。なんだか恥ずかしい…

 

でもまぁ、そりゃそうか。どこぞの社長が夫個人をピンポイントで欲しがるなんて、あるわけない。

 

わかっていたのにね。

 

『ヘッドハンディング』という縁のないワードにある意味浮かれてしまったのかも。

 

それにしても、zoomでも企業名を教えてくれないって約束が違うんじゃない?と思い、その時の会話の録音を聞き返すと(夫は仕事関係の通話を全部録音してる)

 

・(企業名は)電話で言えない

・zoomで説明させてほしい

 

と、「zoomで企業名を伝える」とは明言していなかった。

 

こ、巧妙な手口滝汗

 

まぁ、もし企業名を言ってしまうと、こちらがその企業に直接アプローチする可能性があるからね。

 

S会社としては、自社を通して転職してくれないとマージンが発生しないから、こちらが勝手に動くのは避けたいところ。

 

こんなこと、ちょっと考えればわかったのに…やっぱり浮かれてたんだな。

 

ということで、夫にかかってきたヘッドハンティングの連絡は、転職サポート会社の獲物探しというオチだった。

 

夫の情報の出どころは、おそらく会社のホームページだろう。

 

誰も見ないのに「写真と経歴なんか載せて、、」と思っていたけれど、見る人いたのね。

 

ちなみに、夫は次に進まなかったけど、もしこの話を受けた場合は、

 

名前を伏せた状態での企業紹介→転職に合意&S会社に登録→企業名発表→企業で面接(S会社同行)→転職成立

 

という流れだったそう。

 

詐欺ではなかったけど、S会社も必死だな~という印象

 

景気がいいのは、大企業だけだね。