とある仕事で、在留外国人と接する機会がありました。

 

選挙前には、外国人優遇反対!日本人ファースト!って盛り上がっていたし、外国人ってだけで偏見を持つ人がいるのは事実。

 

私自身は、外国人を毛嫌いするようなことはないものの、「日本人のための日本であってほしい」という気持ちでいました。

 

日本に住んでいる外国人には、税金の負担が軽減する制度があったり、留学生は日本人学生より多い奨学金がもらえたりと、優遇措置があります。

 

外国人が日本で生活しやすいように~という目的の措置で、すべてが悪いとは思いませんが、そのせいで日本人が生活しにくくなるのは違うかな。

 

でも、今回のことで色々考えさせられました。

 

私が出会った外国人は、日本人がしたがらないような職業に就いている人達で、現在では3K(きつい・汚い・危険)を通り越して5K(3K+かっこ悪い・帰れない)と言われているそう。

 

仕事内容を聞いただけでも「大変そう…」と思ったし、20代の若い子達だったけど、もし我が子が異国の地でこの仕事をしていると思うと、親としては切ないかも。

 

将来的に、健康を害する恐れもあるのでは?と思うと、我が子じゃなくても心配です。

 

そういう仕事を日本のためにやってくれている外国人

 

誰かがやらないといけないけど誰もやりたがらない仕事を、お金のためとはいえ日々こなしてくれている。

 

しかも、天真爛漫ですごくいい子達でした。

 

こういう外国人に出会うと、安易に「外国人優遇反対!」とは言えません。

 

当たり前だけど、いい外国人もいれば悪い外国人もいて、私はたまたまいい外国人に出会っただけのこと。

 

ただ、世間的に悪い外国人をクローズアップして、「これだから外国人は…」と日本人に思わせるような印象操作が多いように感じました。

 

まぁ、私も今回の仕事がなかったら深くは考えなかっただろうけど。

 

なんというか、物事を多角的な視点で見られるような人になりたいと思った出来事でした。