「グルテンフリー」
最近、至るところでこの言葉を耳にすることが多くなりました。
あなたもグルテンフリーに少なからず興味を持っているのではないでしょうか?
小麦が腸をきずつける?本当はこわいグルテン
小麦はパンやうどん、ラーメンなど私たちが普段食べているあらゆるものに入っており、人類がもっとも慣れ親しんできた作物のひとつです。
ただ、その小麦に含まれている「グルテン」というタンパク質が腸壁を傷つけてしまうことで、様々な不調を引き起こすことが、徐々に明らかになってきました。
それでは、グルテンが腸内にて悪さをしてしまう仕組みはどんなものなのでしょうか。
グルテンが腸壁を傷付け『腸漏れ』に
まず、グルテンは腸内に吸収されることで、グリアジンとグルテニンという2種類のタンパク質に分解されます。
そのうちの一つグリアジンが腸壁に張りつくことで、今度はゾヌリンというたんぱく質が過剰に分泌されます。
そして、このゾヌリンが腸の上皮細胞に結合することで、細胞同士のつながりがゆるくなり、腸壁に穴が開いてしまいます。
これが原因となり、腸内の老廃物や有害物質が漏れ出し、肌荒れや炎症など様々な不調を引き起こしてしまうのです。
この腸から老廃物が漏れ出す現象を
「リーキーガット症候群」といいます。
グルテン⇒腸漏れで起きる全身のトラブル
グルテンが原因で引き起こされる症状は、便秘や下痢、偏頭痛、乾燥肌、ニキビや吹き出物、生理が重い…など様々。
病気とまではいかなくても、「なんとなく体調がすぐれない」といった状態になってしまうのです。
さらに、グルテンは体だけでなく精神面も蝕みます。
集中力が続かなくなったり、やる気が出なかったりなどといった症状をはじめ、近年では鬱やADHDといった疾患にも関わっていることが示されてきました。
このようにグルテンが精神面にも影響を及ぼす元凶は、グルテンに含まれる「グリアドフィン」という物質。
グリアドルフィンは血中に入ることで麻薬と同じ受容体と結びつき、脳を興奮状態にします。
このような麻薬と似た効果があることで、グルテンには依存性もあると考えられているのです。
