デジタルデトックスとは
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
デジタルデトックスは、デジタルを完全に手放して生きよう、というものではありません。
より健全にデジタルデバイスやインターネットと付き合っていくために行うものです。
電車に乗っている時、友人を待っている時間など、ふとした瞬間にスマホを見ないだけでも新たな気付きがあったり、新しい出会いがあったり、様々なポジティブな効果を体験することが出来ます。
もちろん高い効果を得るために、1泊2日以上のデジタルデトックス期間を取ることも非常に有効です。
デジタルデトックスの効果
・気持ちがスッキリする
・目の疲れがとれる
・頭(脳)の疲れがとれる
・睡眠の質がよくなる
・ストレスが減る
・安心感が増す
・想像力(創造力)が高まる
・ひらめきが良くなる
・五感がさえる
・幸せな気持ちになれる
デジタルデトックスを行うことで、上記などの効果を得ることが出来ます。
自然豊かな場所でデジタルデトックスを行うと効果が高まります。
人は自然とつながることで、本来持っている生命力を活性化することが出来ます。
何故、デジタルデトックスが必要なのか
今ではほとんどの人がスマートフォンやタブレットなど、インターネットに接続するデジタルデバイスを所有・利用しています。
デジタルデバイスは24時間365日、いつでも私たちをデジタル世界に接続します。
私たちの脳は、暇を嫌い、常に新しい情報を求める習性があります。
デジタルデバイスはいつも手元にあり、ふとした瞬間の暇つぶしに最適です。
また何か調べものをしたり、記録をしたり、非常に便利な機能を持っています。
デジタルデバイスは私たちの生活をとても便利で快適なものにしてくれますが、
頼りすぎることは、逆に私たちの本来持っている能力を退化させることにつながります。
デジタルデバイスは私たちの脳と非常に相性がよく、ある意味では私たちの脳を拡張しています。
それは素晴らしいことですが、それに頼って自分自身の能力を退化させてしまっては元も子もありません。
iPhoneなどを発明したスティーブ・ジョブズも子どもたちにはデジタルデバイスを与えなかった、という事実からも、デジタルデバイスに頼らない重要さを感じ取ることが出来ます。
何故、これほどまでに依存してしまうのか
デジタルデバイス+インターネットは依存度が非常に高い組み合わせのメディアです。
24時間手元から離れないデジタルデバイスを通じ、インターネットからはユーザーの興味・嗜好に合わせてパーソナライズされた(個人に合わせた)情報提供が行われます。
これは今までのメディアにはなかった非常に強力な求心力です。
FacebookやInstagram、YouTubeなどのソーシャルメディアを運営するTech Companyは、私たちをいかに長い時間、そのサービスに滞在させるかを研究しており、また、その滞在時間は直接Tech Companyの利益につながります。
AI(人工知能)やアルゴリズムの進化により、広告技術が進化しています。
ソーシャルメディアのAIは私たちが過去に投稿した記事やいいね!などから、私たちが何に興味があり、今どういった状態なのかを判別することが出来ます。
それは私たちの状況や感情を読んで、特定の広告メッセージを送ることが出来るということです。
例えばFacebookは「落ち込んでいる10代の女性は化粧品を買う」というパターンを発見しました。
これは広告の域を超えて、私たちの行動を操作するレベルのものです。
意識せずにソーシャルメディアを利用している私たち、そして私たちの子どもたちがこれを防ぐことは非常に困難です。
逆説的ですが、常時オンラインであり続けることは、結果、デジタルデバイスとの健全な関係性を保てなくなる可能性を秘めているということになります。
