考えても仕方がないと思いながら、ついつい考えてしまう。そういう悪循環に陥ってしまってはいないでしょうか。


人間の悩み苦しみの元凶は、「考えすぎてしまう癖」にあるということです。



人間の苦悩には大きな意味がある。

本来、悩むべき人生の重要な問題を正面から悩みぬくことには大きな意味があります。


しかし、往々にして私たち人間は、考えても仕方ないことを考え、悩んでも仕方ないことに振り回されて、悩み込んでしまうことがあるように思います。


これがなぜ起きてしまうのかというと、悩んでいる本人は自分のこの悩みは切実だから、私の苦しみが大きいから深みにはまるのだと考えています。



しかし、よく観察していると、悩みの内容そのものが悩みをもたらしているというよりも、考えすぎることで悩みの悪循環がさらに助長されてしまっているようです。


考えるのをやめましょう。

あなたの悩み、苦しみの張本人、諸悪の根源は、考えすぎる癖がついてしまっていることです。


考えすぎ癖がついてしまっていることが、あなたが悩みと苦しみの悪循環から抜け出せなくなってしまっている一番の大きな原因です。


生きている限り、悩みや苦しみは、あるのが当たり前です。しかし、悩み、苦しみがまったくない状態を目指してしまう。そのことが悩み、苦しみを引き寄せてしまうのです。


悩み、苦しみというのは人間の本質です。

悩み、苦しみのない人間になるというのは残念ながらもともと「達成不可能な目標」なのです。そして、悩み、苦しみがまったくない人間になるという「達成不可能な目標」を立ててしまうことによって、それが尽きない悩みの種になってしまうわけです。

多くの人はこのことに気づかないで苦しんでいます。


悩みを解決するためにがんばったり、悩みの原因をつきとめようとするのをやめて、悩みを抱えてしまっている自分の心と『上手に付き合っていく工夫』を考えていきましょう。