自分の感情、感じてますか?


自分のことを話す時、感情や感覚について、どれぐらい言葉にしていますか?


何かを説明して、とお願いすると状況説明はたくさんできても「どう思った」「どう感じた」ということについて話してくれる人、話せる人、あまりいません。


社会人になると特に効率と結果が重視されるため、「感情的になるな」と言われたり、「あなたがどう思っていようと関係ない」というような言われ方をするなど、感情を表に出さないように注意されます。


感情をコントロールしすぎて「感じなくなっている」人が最近増えているようです。


怒りはあっていい感情。

よくあるのが怒ってはいけない、と思っているケース。

でも、喜怒哀楽という言葉があるぐらいで、人間らしさの中には怒りも当然あるのです。


注意されるのは、怒りに振り回されてしまう人が多いから。

怒っている自分を客観視している自分がいるなら、怒りを持つことに何の問題もないのです。


感情が揶揄されるのは、それが極端に出てしまうケースだから、コントロールできる自分を持つことが大事なのです。


人間らしさとは、瞬時に動いていく感覚や感情、感性を繊細に扱っているか、感じているか、ということ。


自分の感情や感覚に繊細に気づくことから始めて、もっと感情や感性が豊かな人になっておくべきだと思いませんか。