フジテレビ開局50周年記念ドラマ」と名うたれた倉本聡脚本のドラマ。
ドラマの王道というか、他を圧する面白さがあります。
倉本大先生も、最近は昔の遺産で食ってるような、ちょっと気の抜けたドラマが続いていたのですが、このドラマは違いますね。
もしかしたら、これが最後の仕事となった、緒方拳さんのオーラというか、情念の強さに共鳴したのかもしれません。
そしてそれは主演の中井貴一や、がん患者を演じた奥田瑛二にも乗り移っていたのかも。
スタート当時は、東京の病院のシーン、特に傲慢な奥田瑛二の入院のエピソードの方が面白く、緒方拳や黒木メイサが中心となる、北海道(富良野)のシーンにはイマイチ感情移入できなかった。
それに衰えた緒方拳さんを見るのもなんか辛かったし。
ところが、いよいよ中井貴一の病状が悪化し、密かに富良野に戻ってから、ガゼン北海道のシーンが面白くなります。
そして老いた緒方拳さんの演技が抜群に輝き始めるのです。
特に先週の親子の邂逅と和解のシーンは感動でしたね。
先週、一つのクライマックスを迎えていたので、今週はさらっと流すかと思ったけれど、やっぱり最後泣かされた。
岳クンの旭川行きは止めて欲しかったのだけど・・・
その岳を演じる神木隆之介は、当初こそ演技がわざとらしく感じたけれど、だんだんよくなった。
これは、見る側が慣れてきたというより、若い神木君が一話ごとに成長していると思われ・・・
ちなみに先週の視聴率は16.1%で、ドラマでは「篤姫」に次ぐ2位だけど、もっと多くの人が見ればいいのにと思っちゃいます。
全11話だから、残りは2話。
久しぶりに、放送が待ち遠しいドラマです。
