山本文緒はいわゆるジュニア小説の出身。
この「パイナップルの彼方」が一般向けの最初の長編小説になるようです。
そういえば花井愛子もジュニア出身だったね。
山本文緒の小説は一番最初に「ブルーもしくはブルー」を読んだのですが、これはあまり面白くなかった。
NHKでドラマにもなったので知ってる方もいるでしょうが、まったく同じもう一人の自分がいるという、いわゆるドッペルゲンガーをテーマとしたものでした。
続いて読んだのが「眠れるラプンチェル」で、これは人妻が中学生の男の子と寝てしまうという設定にそそられて買ってしまったが、内容は「ブルーもしくはブルー」よりはるかに面白かった。
そして今回読んだ「パイナップルの彼方」は初期の作品ながら、やはり気合が入っているみたいで、一気に読ませる内容でした。
内容はすごく単純で、信用金庫に勤める平凡なOL深文(みふみ)は
