私の仕事について書きます。


大学院を修了後、就職して自閉症支援をしています。
対象は就学前の児童から成人期の自閉症の方まで様々ですが、いずれも知的障がいを伴っている方たちの支援をしています。


支援内容は、身辺自立などのスキルの支援、コミュニケーション支援、余暇活動を教える余暇支援を主に行なっています。


TEACCHプログラムを取り入れている事業所で、利用者の学習スタイル(特性)に合わせて支援を考え、手法としてABA(応用行動分析)を用います。


TEACCHについてはライセンスがないと詳しくお話しできないのですが、ノースカロライナ州で実施されている自閉症の方のための包括的なプログラムであり、とても素晴らしい理念が詰まっています。


私の職場は、エビデンスのある支援を行なっている法人であり、私が選んだ理由でもあります。


働いてみて思ったことは、大学院まで心理学・臨床発達心理学を学んできた私でしたが、座学的な知識だけでは到底太刀打ちできない...と思いました。
初年度は特に打ちのめされてました(笑)


何とか心理士を取ったところで、何か仕事ができるようになるわけではなく、本当にスタートラインに立ったに過ぎない、ということに気づきました。


特に子どもの療育現場は、彼らの成長が早いため、日々が過ぎていくスピード感がとにかくすごい。その分、ケースこなすので力はつくし、やり甲斐はありますけどね...。


本当に彼らと過ごす日々は面白いです。いかに自閉症の特性を理解するか、彼ら一人一人の特性の程度が違うことを理解していかに個別化して考えるか、ということは非常に重要なだと思います。

誰が作ったかわからない心理テスト...
血液型占い... 行動からわかる性格診断...


何となく胡散臭い気はするけど、当てはまってる気がする。


上記のようなテストや占いはまさにバーナム効果が起きているといえるでしょう。


バーナム効果とは、誰にでも当てはまるような曖昧な表現に対して、まさに自分のことだと考えてしまう現象です。


血液型占いなんかはわかりやすいですね。一般的に誰にでも当てはまりえる性格の傾向を並べているだけですからね。


誰にでも几帳面な面はあるし、大雑把な面もあるでしょう。当たってる!と思いますよね、きっと。


私はこの効果を最大限に活かした仕事が占い師だと思っています。


あなたって○○ですね?○○ですよね?と一般的に当てはまる性格を問われたら、否定することは少ないんじゃないでしょうか。


すると、この人は私のことがわかっている!と錯覚することになります。錯覚するとどうなるでしょう。


学生時代が転換期だったんじゃないでしょうか?などの少し踏み込んだ質問に対しても、自らそのようなエピソードを探し、わーやっぱりすごい!確かに!となるわけですね。


占われる方で、逆に占い師に懐疑的な人もいますが、プロである占い師は誰にでも当てはまるような曖昧な表現でYesと言わせるのが、とても上手いです。


結果的に、すごい...となるのでしょうね。


以上は私見です。もしかしたら私が知らない超能力が存在していて、本当に生い立ちや思考、性格を読める人間もいるのかもしれません。


ただ、大体バーナム効果で説明できるなぁ、と思った次第であります。


占いを否定しているわけではありません。占いの存在意義がないのか、と言われればNoです。エンターテイメントとして、またある人にとっては人生の指針になり得る可能性はあります。


みんながみんなガチガチの合理主義だったら、世の中つまらなくなる気がしますし、誰にも相談できなくて路頭に迷った人は占い師さんが導いてくれるかもしれません。


とまあ、占い等はそれに振り回されすぎず、楽しむくらいの気持ちが丁度よいのでしょう。

心理士という仕事に就きたいと思っていた時期がある。
心理士とは、何をする仕事なのか?


私が思うに、まず臨床心理士とその他の心理士資格との間には大きな差がある。


心理・発達検査をする仕事がしたいとか、スクールカウンセラーがしたいとか、そう思っている人は目指すといいだろう。


ただし、検査者になるには病院やクリニックに就職する必要があり、ある程度の経験が求められ、狭き門である。また、スクールカウンセラーは非常勤が殆どである(非常勤にしては給料は悪くないが)。


私は発達障がいに関心があり、その支援がしたかったため、臨床発達心理士の資格を持っているが、心理士っぽい仕事をしたことはない。


私の場合、大学院に行き、実習を行い取得したが、この資格に大学院修了は必須ではない。


現場の支援において目的を決め、仮説を立て、計画・準備し、評価・再検討するといったサイクルは、座学的には学んできており、大学院での学びは活かされているようには思う。


臨床発達心理士やその他の○○心理士は、私はこのような学問を学んできました、といった学位のようなもので、職業としての心理士とは程遠いものである。


臨床心理士に限っては、知名度もあり、院卒者のみに受験資格が与えられるので、他の資格より優位性があるように思える。


心理士になりたい、と漠然と考えている人がいるかもしれない。私から言えることがあるとすれば、もっと具体的に考えた方がいい、ということである。


つまり、どんな人を対象にしたいのか(子ども?成人?発達障がい?精神障がい?)、何の専門性を高めたいのか(自閉症?ADHD?LD?精神障がい?...)を具体的に考える必要がある。


心理士になるということは結果であり、心理士を目指すというのは手段である。何でなりたいのか?何のためになるのか、という目的の部分が一番大事なのである。

何となくブログを書き始めようと思いました。
3日坊主になるかもしれません。


このブログには主に、福祉の現場で仕事をしながら思うこと、以前目指していた心理士の仕事の話等、書き綴っていこうと思います。


よろしくお願いします🥺