妄想小説が暴走小説になってきております(笑)
私の好きなひと~お弁当大作戦Ⅱ~
梅さんにごまかしてもらって、私はみんなより先に寮を出た。
これ…お昼どうしようかな…。
いつもみたいに、みんなと一緒には絶対ムリ!!
できれば二人で…が、いいんだけど。
何か対策を考えないと。
その前に零にはメールしとかなきゃ!
“お弁当作ったけど、お昼はみんなが集まっちゃうから…どうする?”送信!!
それより、この紙袋どこに置いとこうか…。私は、早々に学校に着くと、落ち着かない気持ちで教室に向かった。
結局、自分の足元に置いとくしかなかったけど…。大丈夫かな?
亮とか、変なとこ目敏いからなぁ…。
そんなことを考えてると、零から返事が来た。
“俺は今日ずっと屋上にいるから。冴島に呼ばれてるって言えば、誰もついてこないと思う”
さっすが!!それなら怪しまれないよね♪
4時間目が終わって。昼休みが始まると同時に、亮と佑が机をくっつけてきた。
はやっ!!
晃と啓一朗もやってきた。みんな納得してくれるかな…。
「…えっと…私、冴島先生から呼ばれてて、お昼はちょっと…」
そう言って立ち上がると「えー!!ノエル行っちゃうのかよ!ってか、由紀んとこなんて…一人で大丈夫か?」佑が心配そうに見つめている。
うっ…。ゴメンナサイ。
「うん。大丈夫。じゃあ行ってきます」
私が紙袋を持って席を離れようとした時「ねぇ、ノエルちゃん。それ何?」
晃が聞いてきた。多分、深い意味はないと思うんだけど、どうしよう!
「えっ…!!これは…先生に借りてた参考書なの!…じゃ、じゃあ私、急ぐから!」
必死で言い訳したけど、かなり怪しまれてる気がする…。
でも、私は振り返らずに急いで屋上へ向かった。
「零!上手くいったよ♪」
屋上のドアを勢いよく開ける。
う、うきゃあ!メガネっこ零、はっけーん(o≧∇≦)o!!
写メ欲しいよぉぉぉ…。
「ついて行くって言われなかったか?」
読みかけの本を置いて、メガネを外す零。
「うん。何とか大丈夫だった。それよりお腹空いたでしょ!?」
ガサゴソ…。おべんと、おべんと♪♪
「はい!召し上がれ♪」ドドン!!
「……」
あっ。固まった。
どーしよ…。重い?ウザい?
「あ、あの…色々作ってたら、普通のお弁当箱に入んなくて…。引いちゃうよね。こんな凄いの…」
不安顔の私を見て、零がフッと笑う。
「凄いな…。ちょっとびっくりしたけど、嬉しいよ。ありがとな」
ハキュ~ン(´Д`)…。優しい…。で、でもまだ次なる関門が…。
私は、重箱の蓋を取ると、一段目を横に置き、二段目に手をかけたまま開けるのを躊躇った。
「ノエル?」
「…えっと…三段目は、ビジュアル的に問題が…」
…今さらだよね。よし!開けちゃうよ!
ジャーン!!出たっ!ハートの羅列!
あっ!零…赤くなった!?ひょっとして、照れてる??
「あのっ!これは、特に意味は無くて…その…」
「えっ!意味は無いのか?」
「いやっ!無くない…ことも無いかも…」
「どっちだよ…」
零がクスッと笑う。
「ど、どっちでもいいの!早くたべて!」
あぁ…恥ずかしくて死にそう。
「じゃあ、いただきます」
ドキドキ!!まずはハンバーグ。
「ど、どう?美味しい?」
「…うまい。こんなに作れるなんて凄いんだな」
零が、感心してる!作って良かった…。
「それより、ノエル。お前、自分のは?」
「へ?……あっ!!私、自分のすっかり忘れてた!!」
零のことしか頭になかったから…。
「ほら、ノエル。口、開けろよ」
えっ!?
見ると、零が、細かく切ったハンバーグを私の口元に差し出している。
「え~っ!恥ずかしいよ!!」
「誰もいないから恥ずかしくない。ほら、早くしないとこぼれる」
うわぁ…。もう、死んじゃう!!
パクっ!!
私…自分の分忘れたの、確信犯だと思われてないかな…。
「次、交代」
そう言って、零が箸を差し出す。
…食べさせろってことですよね。
「俺、ハートのチーズとハートのハムと…」「ちょ、ハートを連呼しないで!恥ずかしいから!」
零の口にエビフライを突っ込みながら、考える。
私…期待してもいいのかな…。嫌われてはないよね。
「不味いのない?遠慮しないで言ってね?」一通り食べてみて、自分では中々の出来だと思ったけど…。零の好みに合ってるといいな。
「本当にうまいよ。今まで貰った弁当の中で一番うまい」
…は?何ですか?それ。
今までもらった。
い・ま・ま・で・も・ら・っ・た…。
何それ!?何それ!!胸がギュッと締め付けられる。
零は、クールで女の子に興味無さそうだから、あんまり考えたことなかった。
でも、こんなにカッコイイんだもん。前の学校ではモテてたんだろうな…。もしや、彼女からの弁当とか…。
イヤ~!!あり得ない!
私の知らない零。
そんなこと気にしたってしょうがないけど…。
「…気になる?」
えっ…。気にしてるのバレてる?
思わず顔が赤くなる。
「前の学校、共学だったんだけど…知らねぇヤツからよく貰ったりして、勿体無いから食ってた…。でも、その気も無いのに貰うのも悪いと思って止めたんだ」
……。やっぱりモテモテだったんだ…。
「でも…好きなヤツから貰うのは始めてだ」
そっか…。良かった。ん?ん~!?
い、今、何て??
「零…あの…」
その時、バンッ!!と、屋上のドアが勢いよく開いた。
「あ~!!ちょ、何やってんだよ!二人で!!」
佑を先頭に、みんなが上がってきた。
「メシ食ってたら、由紀がノエルを探しに来たんだぜ!慌ててノエルのこと探し回ったのに…何だよ!」
佑の手には、フォークが握られている。
亮も、お箸持ったままだ。
「…ごめんね。」
みんなに心配かけちゃった。
「ノエルは悪くない。勉強のお礼がしたいって言われたから、俺が無理言ったんだ」
「テメェはいっつも抜け駆けしやがって!!…オレにも食わせろ!!」
亮が怒鳴る。
「ダメだ。龍海、指一本触れるなよ!」
「指じゃなかったらいーんだろーが!!オリャッ!!」
ブスッ。亮の箸が、ハンバーグを直撃した。
「よっしゃ!オレも食うぞ!」
佑も負けずに食べ出した。
ハートの段だけは、零が死守してたけど…お弁当はあっという間にすっからかん。
みんなも機嫌直してくれたみたい…。
零が死守してくれたハートの段も、キレイに無くなっていた。
あっ!
「零、ご飯つぶついてる」
こないだ取ってもらったから私も…。
零の口元に手をやり、ご飯つぶを取る。突然、零がその手を掴み、指先をペロッとなめた
ギャー!!!もう死ぬかもしれない(;´Д`)
「藤堂!!テメェは…いちいちいちいち、やることがエロいんだよっ!!殺されて~のか!!!」
今にも飛びかかりそうな亮を、啓一朗が羽交い締めにして止める。「は、離せっ!!オレはこのムッツリ野郎に一発くらわせねーと、気が済まねぇんだよっ!」
「…なんかさぁ、零ってあんなキャラだった?クールでカッコ良くてエロいって…最強じゃない?なんか俺、自信無くしたかも…」
晃が溜め息をついた。
「ノエルー。早く下に行こうぜ。これ以上、零ちゃんの側に置いとけね~」
佑が、ショボンとしながら、私の手を引っ張る。
さっき、零が言ったこと…夢じゃないよね。みんなが来たから聞き返せなかったけど…。
後で聞いたらちゃんと言ってくれるかな?それとも、はぐらかされる?
みんなと教室に向かいながら…私は、さっき零がなめた指先で唇に触れてみた。
胸の奥がキュンキュンいってる。
もう一度、ちゃんと聞きたい。
そして、私もちゃんと言いたいよ。
零が好きって…。ちゃんと言いたい。
おしまい♪
すみません(>_<)何かダラダラと長くなってしまった…。
某T先生については抹殺しているため、ノエルの妄想の中には存在しません(笑)
私の好きなひと~お弁当大作戦Ⅱ~
梅さんにごまかしてもらって、私はみんなより先に寮を出た。
これ…お昼どうしようかな…。
いつもみたいに、みんなと一緒には絶対ムリ!!
できれば二人で…が、いいんだけど。
何か対策を考えないと。
その前に零にはメールしとかなきゃ!
“お弁当作ったけど、お昼はみんなが集まっちゃうから…どうする?”送信!!
それより、この紙袋どこに置いとこうか…。私は、早々に学校に着くと、落ち着かない気持ちで教室に向かった。
結局、自分の足元に置いとくしかなかったけど…。大丈夫かな?
亮とか、変なとこ目敏いからなぁ…。
そんなことを考えてると、零から返事が来た。
“俺は今日ずっと屋上にいるから。冴島に呼ばれてるって言えば、誰もついてこないと思う”
さっすが!!それなら怪しまれないよね♪
4時間目が終わって。昼休みが始まると同時に、亮と佑が机をくっつけてきた。
はやっ!!
晃と啓一朗もやってきた。みんな納得してくれるかな…。
「…えっと…私、冴島先生から呼ばれてて、お昼はちょっと…」
そう言って立ち上がると「えー!!ノエル行っちゃうのかよ!ってか、由紀んとこなんて…一人で大丈夫か?」佑が心配そうに見つめている。
うっ…。ゴメンナサイ。
「うん。大丈夫。じゃあ行ってきます」
私が紙袋を持って席を離れようとした時「ねぇ、ノエルちゃん。それ何?」
晃が聞いてきた。多分、深い意味はないと思うんだけど、どうしよう!
「えっ…!!これは…先生に借りてた参考書なの!…じゃ、じゃあ私、急ぐから!」
必死で言い訳したけど、かなり怪しまれてる気がする…。
でも、私は振り返らずに急いで屋上へ向かった。
「零!上手くいったよ♪」
屋上のドアを勢いよく開ける。
う、うきゃあ!メガネっこ零、はっけーん(o≧∇≦)o!!
写メ欲しいよぉぉぉ…。
「ついて行くって言われなかったか?」
読みかけの本を置いて、メガネを外す零。
「うん。何とか大丈夫だった。それよりお腹空いたでしょ!?」
ガサゴソ…。おべんと、おべんと♪♪
「はい!召し上がれ♪」ドドン!!
「……」
あっ。固まった。
どーしよ…。重い?ウザい?
「あ、あの…色々作ってたら、普通のお弁当箱に入んなくて…。引いちゃうよね。こんな凄いの…」
不安顔の私を見て、零がフッと笑う。
「凄いな…。ちょっとびっくりしたけど、嬉しいよ。ありがとな」
ハキュ~ン(´Д`)…。優しい…。で、でもまだ次なる関門が…。
私は、重箱の蓋を取ると、一段目を横に置き、二段目に手をかけたまま開けるのを躊躇った。
「ノエル?」
「…えっと…三段目は、ビジュアル的に問題が…」
…今さらだよね。よし!開けちゃうよ!
ジャーン!!出たっ!ハートの羅列!
あっ!零…赤くなった!?ひょっとして、照れてる??
「あのっ!これは、特に意味は無くて…その…」
「えっ!意味は無いのか?」
「いやっ!無くない…ことも無いかも…」
「どっちだよ…」
零がクスッと笑う。
「ど、どっちでもいいの!早くたべて!」
あぁ…恥ずかしくて死にそう。
「じゃあ、いただきます」
ドキドキ!!まずはハンバーグ。
「ど、どう?美味しい?」
「…うまい。こんなに作れるなんて凄いんだな」
零が、感心してる!作って良かった…。
「それより、ノエル。お前、自分のは?」
「へ?……あっ!!私、自分のすっかり忘れてた!!」
零のことしか頭になかったから…。
「ほら、ノエル。口、開けろよ」
えっ!?
見ると、零が、細かく切ったハンバーグを私の口元に差し出している。
「え~っ!恥ずかしいよ!!」
「誰もいないから恥ずかしくない。ほら、早くしないとこぼれる」
うわぁ…。もう、死んじゃう!!
パクっ!!
私…自分の分忘れたの、確信犯だと思われてないかな…。
「次、交代」
そう言って、零が箸を差し出す。
…食べさせろってことですよね。
「俺、ハートのチーズとハートのハムと…」「ちょ、ハートを連呼しないで!恥ずかしいから!」
零の口にエビフライを突っ込みながら、考える。
私…期待してもいいのかな…。嫌われてはないよね。
「不味いのない?遠慮しないで言ってね?」一通り食べてみて、自分では中々の出来だと思ったけど…。零の好みに合ってるといいな。
「本当にうまいよ。今まで貰った弁当の中で一番うまい」
…は?何ですか?それ。
今までもらった。
い・ま・ま・で・も・ら・っ・た…。
何それ!?何それ!!胸がギュッと締め付けられる。
零は、クールで女の子に興味無さそうだから、あんまり考えたことなかった。
でも、こんなにカッコイイんだもん。前の学校ではモテてたんだろうな…。もしや、彼女からの弁当とか…。
イヤ~!!あり得ない!
私の知らない零。
そんなこと気にしたってしょうがないけど…。
「…気になる?」
えっ…。気にしてるのバレてる?
思わず顔が赤くなる。
「前の学校、共学だったんだけど…知らねぇヤツからよく貰ったりして、勿体無いから食ってた…。でも、その気も無いのに貰うのも悪いと思って止めたんだ」
……。やっぱりモテモテだったんだ…。
「でも…好きなヤツから貰うのは始めてだ」
そっか…。良かった。ん?ん~!?
い、今、何て??
「零…あの…」
その時、バンッ!!と、屋上のドアが勢いよく開いた。
「あ~!!ちょ、何やってんだよ!二人で!!」
佑を先頭に、みんなが上がってきた。
「メシ食ってたら、由紀がノエルを探しに来たんだぜ!慌ててノエルのこと探し回ったのに…何だよ!」
佑の手には、フォークが握られている。
亮も、お箸持ったままだ。
「…ごめんね。」
みんなに心配かけちゃった。
「ノエルは悪くない。勉強のお礼がしたいって言われたから、俺が無理言ったんだ」
「テメェはいっつも抜け駆けしやがって!!…オレにも食わせろ!!」
亮が怒鳴る。
「ダメだ。龍海、指一本触れるなよ!」
「指じゃなかったらいーんだろーが!!オリャッ!!」
ブスッ。亮の箸が、ハンバーグを直撃した。
「よっしゃ!オレも食うぞ!」
佑も負けずに食べ出した。
ハートの段だけは、零が死守してたけど…お弁当はあっという間にすっからかん。
みんなも機嫌直してくれたみたい…。
零が死守してくれたハートの段も、キレイに無くなっていた。
あっ!
「零、ご飯つぶついてる」
こないだ取ってもらったから私も…。
零の口元に手をやり、ご飯つぶを取る。突然、零がその手を掴み、指先をペロッとなめた
ギャー!!!もう死ぬかもしれない(;´Д`)
「藤堂!!テメェは…いちいちいちいち、やることがエロいんだよっ!!殺されて~のか!!!」
今にも飛びかかりそうな亮を、啓一朗が羽交い締めにして止める。「は、離せっ!!オレはこのムッツリ野郎に一発くらわせねーと、気が済まねぇんだよっ!」
「…なんかさぁ、零ってあんなキャラだった?クールでカッコ良くてエロいって…最強じゃない?なんか俺、自信無くしたかも…」
晃が溜め息をついた。
「ノエルー。早く下に行こうぜ。これ以上、零ちゃんの側に置いとけね~」
佑が、ショボンとしながら、私の手を引っ張る。
さっき、零が言ったこと…夢じゃないよね。みんなが来たから聞き返せなかったけど…。
後で聞いたらちゃんと言ってくれるかな?それとも、はぐらかされる?
みんなと教室に向かいながら…私は、さっき零がなめた指先で唇に触れてみた。
胸の奥がキュンキュンいってる。
もう一度、ちゃんと聞きたい。
そして、私もちゃんと言いたいよ。
零が好きって…。ちゃんと言いたい。
おしまい♪
すみません(>_<)何かダラダラと長くなってしまった…。
某T先生については抹殺しているため、ノエルの妄想の中には存在しません(笑)