第二章 スケジューリングの技術


■仕事の進め方五原則


1 中断しない時間を確保する。
  中断は非常に仕事の能率が落ちる=再開に時間がかかる


2 案件が発生した現場で、少なくとも応急措置を講ずる。
  中断せざるを得ない場合、関係書類を「要処理」と書いた封筒に入れ、将来の自分に対する最低限の「引継ぎ」を行う。


3 拙速を旨とする。八割できたら他の仕事を先に片付ける。仕事には、とにかく着手する。
 →本当に重要でない仕事=拙速を旨とする
 →着手することで見えてくる問題もある
 

 大事なのは 【仕事には、とにかく手をつけること】


4 あるところまできたら、意識的に寝かせる。
 ・寝かすことにより、自動的な進展「醗酵」を起こす

  (醗酵:無意識下で行われる仕事への閃きや深化の名称)
 ・仕事から離れることで、仕事を客観視できる
 ・不確実な将来への備えとして(新資料の登場、状況の変化→結論が変化する可能性もある)


5 所要時間が不確実な案件を先に済ませる。
 例:先に移動してから食事をとる
 →渋滞した=食事抜き
 →早くついた=食事をとる
 →食事をとり、時間が余った=簡単な仕事を済ませる



■スケジューリングのためのヒント


・昨年の記録から、今年の予測をする。
・他人との約束などによって人為的な締切りを設定する。
・自分のスケジュールを関係者に知らせておく。
・ダブルブッキング防止のため、予定表は一つに限定する。



■限界効用逓減の法則


ある仕事だけに時間を使っていると、能率が落ちてくる
(一杯目のビールは美味しいが、続けて飲むとさほどでもなくなる現象)



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2時間で80の差がつく場合もあり得る、ということ。

「仕事の進め方五原則の3 【拙速を旨とする】が生きる例。



■不確実性への対処


予備日を「過剰に」設定しておく。

締切日の“前”に、予備日を取っておくのが肝要。





続きます。