S・C・O # 紐解 | 週刊  小さな覚え書き・・・

週刊  小さな覚え書き・・・

 
流離ってばかりの 「 花咲き待ち 」 ブログです・・・w

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ピロリロリロ~~~~ン・・・・・ ( タカクラクリニック前 ファミレス・・・ )
 
 
 
 
 
 
「・・・いらっしゃいませぇ~・・・あらぁ・・・珍しい・・・院長先生がこんなお時間に・・・?」
『 BLT サンドのセット・・・ホットミルクティーのラージ 』 で・・・」
「はぁ~~~い・・・!」
 
 
 
 
 ・・・・・・・ドッカ!
 
 
 
 
「・・・・・・ふぅ・・・やっと終わった・・・・・・・・ふぁ~~~~~~~~~あ!・・・・・・・・・・・・・
 それにしても・・・タイガくんは何をやってるんだ!・・・花子くんとの事情を聴こうにも
 電話にも出やしない・・・これじゃあ 話の進めようがないじゃないか・・・まったく・・・!」
「・・・・・な~~~に 大きな独り言言ってんのよ!我が兄ながら・・・あきれるわねぇ!」
「・・・・・なんだ ノリコ・・・まだいたのか?」
「バイトの子が インフルで 抜けちゃったのよ・・・働き者の自分が 疎ましいわ・・・
 ・・・はい!『 ELT ギターの イトウちゃんの声は モ〇モト レオに似ているらしい 』 でぇす」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「お待たせしましたぁ・・・ 『 ELT ギターの イトウちゃんの・・・」
「聞こえてるよ!むかっ いつからこの店は 大ボケレストランになったんだ!?」
「なによぉ!失礼ね!アタシのどこに ボケ要素があるっていうのよ!」
「ピンからキリまで全部だよ!・・・まったく誰に似たんだか・・・」
「アタシたち兄弟は・・・キレイに長兄長女と 次男次女がそれぞれそっくりだって話よw」
「シンぺーと マリコが似てるのはわかるが・・・お前とオレがそっくりだっていうのは
 何かの間違いだろう!?・・・オレはこんなに ガサツで おっちょこちょいで でしゃばりで
 人の話を聞かない上に・・・男運が悪くはないぞ!」
「言いたいこと言ってくれるじゃないのさ・・・実の妹に!むかっ そりゃあ アタシは出戻りよ?
 でもね・・・どっかの誰かさんみたいに 死んだ女房の事をイジイジイジイジ いつまでも
 引きずって・・・休日ともなれば 外房の海岸に想い出の貝殻拾いに行き・・・
 仏壇の前で 『 ホラ!今日はこんなにとってきたよぉ・・・』 なんて言ったりしませんからね」
「・・・・・・・・・・・・・ふんっ!むかっ
「・・・・・・・・・・・・・ふんっ!むかっ
 
 
 
 
 ・・・・・・・ドッカ!
 
 
 
 
「・・・・・・・・・・・ふぅ」
「おいおい!仕事中だろ!」
「いいのよ!もうすぐ上がりだし・・・穴埋めタイムなんだから・・・w」
「ホラ・・・!これ着てろ!( ファサ!)
「やぁだ!・・・防虫剤くさいジャンパーなんてぇ・・・」
「エプロンも外しとけ!・・・お客さんに見られたらどうすんだ!」
「ぶぅ・・・・・・・!」
「・・・ちょっと トイレ!( スクッ!)
「・・・黙っていきなさいよぉ!トイレくらいむかっ
「・・・・・オレのサンドイッチ・・・食うなよ!」
 
 
 
 
 トコトコトコトコ・・・・
 
 
 
 
「ふん!・・・・・( パクッ!) ・・・・・あら!マスタード塗るの忘れてたw ( モグモグ・・・ )
 
 
 
 
 ピピッピピピピ・・・・・!
 
 
 
 
「あらら・・・電話ぁ・・・・・・・・( 誰からだろ?)・・・・・・・・・・あ!タイガくんだw 出ちゃお!w
 ( ピッ!) もしも~~~し!・・・タイガくん?・・・どうしたの?・・・・・・・・・・・・・・・えっ?
 そっちこそ?・・・アハハ お兄ちゃん 今 ウチの店に来てて ちょっとトイレにね・・・w
 ・・・ああ!そうだ!・・・頼んでた 白兎神社のお守り・・・買ってくれた?・・・ホント?w
 ちゃんと願も掛けてくれたのね?よぉ~~~しゃあ!・・・これで来週の合コンも
 大成功間違いなしね!www ( パクッ!) で マリコが ソッチに行ってるんだって・・・?
 ( モグモグ・・・ ) ・・・え?まだ会えてないの?・・・何やってんのよ!・・・・え?何をって?
 もう・・・わかってるくせに・・・w アタシに 皆まで言わせる気・・・?w 
 あなたも知ってるんでしょ?マリコの気持ち・・・www ・・・・・へ?何のコトですって・・・?
 ( ヤバ!・・・もしかして・・・アタシ・・・フライング!?) え・・・・・?アハハハハ!!!
 何でもない何でもない!気にしないで!w ・・・あ!いっけなぁ~~い バイトの時間だ!
 じゃあタイガくん・・・わざわざ電話ありがと~!そんじゃあねぇ・・・バイバ~~~イ!w
 ( ピッ!)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふぅ 」
「・・・・・ふぅ・・・じゃねぇだろ!ノリ!」
「あら・・・お戻り遊ばせw」
「・・・勝手に人の電話に出るわ・・・BLT サンド 平らげっちまうわ・・・・・どうしてくれる?」
「お作り直ししまぁ~~~~すwww」
 
 
 
 
 テテテテテテテ・・・・・・!
 
 
 
 
「・・・・・・・腹減ったしょぼん
 
 
 
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ブロロロロロロロロロ・・・・・・・・・バス ( タイトロープ号・・・コウチ市内を迷走中・・・ )
 
 
 
 
 
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・院長先生 なんだって?」
「・・・・・話せなかった・・・」
「・・・なんで?・・・なんか くっちゃべってたじゃないのさ」
「ああ・・・妹さんがでて・・・マリコさんの話になって・・・気持ちがわからないって責められて
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・切れた」
「・・・・・何 それ?」
「・・・・・・・・・・・さぁ」
「もう・・・!それじゃあ ハナコの居場所・・・わかんないの!?」
「あとで もう一度掛けてみるよ」
「・・・・・・・・・・・・・・あのさ」
「・・・・・・・ん?」
「・・・アタシの勘・・・・・なんだけど」
「・・・・・・・・・・・・・」
「イマバリに向かってるってコト・・・・・ないかしら?」
「・・・・・伯父貴たちのトコか?」
「・・・・・うん」
「どうして・・・そう思うんだ?」
「理由はともかく・・・今 あの子は アベさんたちと一緒にいたくないって思ってる・・・
 ってことは・・・オガサワラ先生のトコに行くのをためらわさせる出来事が何か起きて・・・
 あの子は一人にならざるを得なかったってコトよね?・・・だったら 手っ取り早く自分を
 知るためには まず 伯父貴さんたちの元に向かうっていうのが自然じゃない?」
「・・・・・・・なるほどな」
「だから・・・・・」
「OK!・・・イマバリだな・・・!」
 
 
 
 
 ブロロロロ・・・・・・・・・・キキィ!
 
 
 
 
「・・・?どうしたの?・・・腹ごしらえ?・・・なんか買ってこようか?」
「いや・・・・・1時間だけ・・・・・ZZZZZ
「・・・・・・・・・・・・・・・w」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 もつれた糸は・・・時間をかけて ほどかないとね・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                                                     太刀魚