石松野草園②2022年8月28日 | たっちんの気象転結

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

南小国町の石松野草園、続きです。
 
 

トリカブト(鳥兜)、青紫色の花が舞楽の常装束や民俗芸能に用いる冠の鳥兜に似ていることに由来

毒の主な成分は、アコニチンやメスアコニチンなどのアルカロイド。 

この毒は、フグのテトロドトキシンに次ぐ猛毒で、トリカブトは植物界では最強の有毒植物

 
蕾も多数あります

 

 

タマノカンザシ(玉の簪)、キジカクシ科ギボウシ属、別名は「香りギボウシ」、

特徴、魅力は、ギボウシの中で唯一と言われる香りの良い花、ま夕方から翌朝の間に

開花する性質、ギボウシの中で最大の長さとも言われる大きな白い花、

日本のギボウシと比べて葉が丸みを帯びてポテッとした可愛らしさ、

ワックスを塗ったかのような光沢のある葉色など。

現場で香りをかいでいない!残念!

 

ソバナ、名前の由来については二つの説が。一つは「蕎麦菜」で食べられる柔らかい若葉から。

もう一つは「岨菜」で山の斜面に生えるからとの説。

 

ソバナはキキョウ科です

 

ナツエビネ

 

 

フシグロセンノウ、花弁に切れ込みがなく丸いのが特徴

 

クサアジサイ、アジサイのような花が咲く草本。アジサイの花が終わった夏の薄暗い林内で咲く。

 

タマアジサイ、開花7~9月、山地の沢沿いや斜面に群生することが多い。

蕾が玉のように見えることからタマアジサイと名付けられた。

 

 

モミジガサの花

 

 

こちらは、ヤブレガサの葉

 
 
トチバニンジンの実、葉がトチノキの葉に似ている

 

トチバニンジンの花の後

 

シキザキヤマブキソウ(四季咲き山吹草)

 

 

レンゲショウマ(蓮華升麻)、「森の妖精」「森のシャンデリア」などと呼ばれる

キンポウゲ科/レンゲショウマ属

 

外側の白いところは花弁ではなく「萼」、その内側が花弁

 

 

ハガクレツリフネソウ

 

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)、ユキノシタ科

 

 

ユキモチソウ(雪餅草)の実

 
マムシグサなどと同じく、最初は苞の中に実ができる

 

ギンバイソウ(銀梅草) ユキノシタ科、  先が2つに裂ける変わった葉、もう花は終わっていた

 

 

ヒヨドリソウ

 

ゲンノショウコ

 

 

カラタチバナ(唐橘)、サクラソウ科ヤブコウジ属、百両

ヤブコウジ(藪柑子)、サクラソウ科ヤブコウジ属、十両

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秋麗や 出会ふ草花 色を増し

龍朗