「つなぐ」には、いつも「他者に想いを馳せる」という大切なことが刻まれていますかんなちゃん語録 No.84です
カンナ・プロジェクトが看板を大事にしているのは、このつないでいることが大事だからです。
明日から大島遠征です。
今回は学校関係7校、役場、教育委員会、各地域の婦人会をまwあらせていただきます。
この大島へのバトンの最初の目的を頂いたのは、2013年10月の台風による大土砂災害の慰霊のための植栽でした。
お話しを下さいましたのは、カンナ・プロジェクトを応援して下さるFM川崎のHさんと大島ご出身のYさんでした。
今回はYさんがご実家に帰られるというタイミングでお声をかけて頂きました。
コロナ禍、なかなか、こちらからは言い出しにくい遠征ですが、この機会を頂き出かけることができます。
本当に感謝です。コロナでさまざま制限のあったこの2年半。東京五輪の聖火リレーも制限だらけでした。
カンナ次世代チームの高校生も、聖火リレーの沿道に咲かせるプレゼンテーションはなかなかの難題でした。
唯一咲かせることができましたのは、大島だけでした。
そして、聖火リレーの当日の早朝、人の少いないうちに撮られたこの写真が、
唯一の公表できる記録となりました。
他の写真はランナーも写っているので、カンナ・Pの記録としては貴重な写真です。
しかも、この撮影者は、カンナの講演・植栽をした第一中の卒業生HSさんのお母様です。
お会いしたいです。
Yさんの同級生とお聞きしていますので、ぜひ、お会いしたい旨を伝えたいと思います。
そして、Yさんは、車椅子でランナーとして走られたお父様と聖火ランナーとして走られ、
バトンを繋いだ方なのです。
2021年7月15日、夕刻、私も行く予定でしたが、コロナで島には入れず、ホテルもキャンセル。
TV中継で応援しました。
聖火リレーもカンナリレーも「つなぐ」ことに意味があります。
それぞれが「灯す」、「咲かせる」だけではなく、脈々とつなぐことに意味があります。
かんなちゃん語録にもあります。
樹は、樹そのものが何百年、何千年と命を繋いでいますが、人間の寿命は長くても百年です。
私たち人間は、短い命を次の世代につないで、繋いで、繋いでこの地球に存在しています。
「つなぐ」はこの地球のキーワードだと感じます。
カンナも、同じ株から分ちあった球根を繋いで繋いで2008年に広島の土を吸って、
15回の命を繋いで今年もバトンされます。
たくさんの国、さまざまな宗教の方々、子どもたち、大人たち、寒いところも暖かい土地でも、
たくさんの人の手を経て、オリパラ会場に咲きました。そのカンナを今年はお届けしています。
看板を掲げることの意味が「つなぐ」にあります。
「つなぐ」には、いつも「他者に想いを馳せる」という大切なことが刻まれています。
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