(10月以来の久しぶりのブログです)

 

今日は節分 明日は立春です

 

今年の節分は2月2日なんです節分
 

豆まきなさいますか
昨今は豆まきよりも「恵方巻き」でしょうか
 

無言で仁王立ちして大きなのり巻きを一息に食べる姿も
なかなか恐ろしいかもしれません叫び

節分というのは 季節の節目のことですから 
実は 春 夏 秋 冬 4回あるのです
立春 立夏 立秋 立冬のそれぞれの前日です 

現在では、立春の前の日だけを特に言うようになりました


宮中の「追儺」と言う儀式が「節分」のルーツです
「ついな」と読みます

これは 旧暦の12月30日 に宮中で行われる年中行事でした
平安時代の初期頃から行われている鬼払いの儀式です
「鬼やらい」「儺(な)やらい」とも呼ばれていました

季節の変わり目というのは 邪気に満ちやすいとされます
また一年でも 最も寒いこの時期
豆まきをして 家中の邪気を祓うという
家族のことを想う儀式なのですね

豆には 霊力が宿ると言われていました
豆を「魔滅(まめ)」とあてたことからなのでしょう
柊の尖った葉とイワシの頭もやはり鬼は嫌うようです

今年は、「福は内!鬼は外!コロナ外!」でしょうか


豆をまいた後は、その年にとる年の数だけ豆を食べます
「数え歳」の考えですね
一年中 無病息災だと言われています

 

「無病息災」今年こそそんなことを切に願いますよね

 

コロナも鬼もお帰りいただきたいですね。

 

もう一つ

入り口に「立春大吉」の文字を貼る方法がありますよ

 

これは面白い鬼さんの勘違い(笑)

 

「立春大吉」の文字を書いて裏から透かしてみて下さい
裏から見ても「立春大吉」となりますね

この漢字はすべて 左右対称ですから 
裏から見ても「立春大吉」と読めるのです


何がおもしろいかと言えば
災いの鬼節分が入って振り向くとまた「立春大吉」

「あら?こちらが入り口だ」と思い逆戻りして 

結果として、玄関から出て行ってしまうというわけです

鬼さんのおもしろい勘違いですねゲラゲラ

 

こんな鬼さんならいいですね