【命名「かんな」秘話】〈その4福島〉


「熊本から生まれた子供の名前をかんなちゃんと命名しました。」

のご連絡の直後の朝、FBの過去の思い出が流れてきました。
 

な、なんと、まさに、その4に書こうとしていたかんなちゃん秘話でした。

不思議な引き寄せでした。
もう8年です・・・。

 

福島の大熊小学校にカンナリレーをした様子が新聞に掲載されました。

それを読んだ、元この学校の先生からお手紙を頂きました。


津波から逃げる途中で、おじいさまが腕に抱いた赤ちゃんが、

スルリと流されてしまったそうです。

その赤ちゃんの名前は「かんなちゃん」です。
 

蜜柑のように小さな女の子ということで、

「柑那(かんな)」と名付けられたそうです。
 

そのような悲しみの中、カンナの記事を読んで、

ぜひカンナを分けてほしいとのお手紙を思い切っって書かれたそうです。


私はすぐにお電話して、福島に届けに行きました。
 

借り上げの避難住宅で、少し落ち着いた2012年7月9日。

福島のいわき市でした。

被災後に生まれた妹の那歩ちゃんも一緒にカンナを植えました。

それから毎年カンナは咲きました(*^_^*)


あれから8年、かんなちゃんのご冥福を祈ります。

妹のなほちゃん、その後生まれた弟くんの健やかなご成長を願います。

 

 

 

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全国ゆるキャラグランプリ

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