東京大学での国際シンポジウム報告


東大のキャンパスにも桜が咲いてのどかな1日🌸
頭の中は英語漬けの1日でした(笑)
英語の勉強必須を痛感(笑)

「『アフリカの初等・中等教育における諸問題とグローバル人材の育成について』の国際シンポジウム」
第1回目の開催がありました。

アフリカに学校を作る団体からカリキュラム作りの分野でお声がかかり少しお手伝いしています。

昨日は、海外からのゲストスピーカーのみならず、日本の教授陣もすべて英語でのシンポジウムでした。
(通訳なしの9時半から午後4時半 ランチ休憩中も英語)



教育の発展にアフリカでは医療の問題が必須です。
教育を施しても、衛生環境の問題から引き起こされる伝染病、エイズなどにより子どもたちは学びの成果を発揮することができないという状況があります。
教育のためには医療面の問題を解決しなくてはなりません。
言葉の問題もあります。
グローバルな人材育成には英語は必須です。
しかし、それ以前の問題が識字率です。
母国語でさえも読み書きができない子どもがたくさんいます。
グローバルどころではないです。
日常生活が危ぶまれる現実の中でのことです。

たとえば、歯を磨くという当たり前にしていることができずにいる状態です。
食事は健康な体を支えます。
口、歯は健康の入り口ですね。
虫歯どころの問題ではない、歯が溶けて骨までも溶けていく深刻な問題です。

アフリカでの教育はこういう現状を克服したところにあります。教育を受けられない子どもたちの中にも才能を持った子どもたちが存在しているはずです。

やはり、気づいた人が関わっていくことになるのですね。

医療関係からは、琉球大学教授、州立コロラド大学の名誉教授で口腔医療のスペシャリスト。
英語教育の分野からは、大学で教えるだけでなく国際教育に関する学術研究というフィールド研究でもご活躍の英語教育スペシャリスト。
アフリカでの現状などについては、JAICA専門員、立命館名誉教授、中央大学名誉教授、香川大学名誉教授のご登壇によるシンポジウムでした。