舞い降りてきた雨粒たちが

輪舞曲を踊りはじめる

いつしか僕も輪の中に

踊って 踊って 踊って 踊る

街路樹が ビルが 信号機が 鳥たちが

みんな みんな艶めきだって 踊りはじめる

やがて一つの光になり

すべてが許される

どこまでも どこまでも 永遠につながる いのち


どれくらい経ったろう

瞳を開けば いつもと変わらない光景


知らなかった

もう一つの世界が隠れてたことを