おはようございます。立花です。
凛とした寒さに星空が奇麗な朝です。
今週も心穏やかに、どんなことが起こるのかワクワクしながらいきたいと思います。
さて、私はおじいさんおばあさんっ子でした。先週は祖父の命日で、
20年前に他界した祖父の慰霊には、
真剣なまなざしでビリヤードをやっている写真が飾られています。
88歳で亡くなる年まで趣味のビリヤードをやっていたハイカラな祖父でした。
9ボールではなく、赤2個・白2個の4つ玉といわれるものでゲームし、
幼い頃はよくビリヤード場に連れて行かれて、祖父のやっている姿を
一日中眺めていました。
コツンっとボールが当たる度に、「ひと~つ、ふた~つ、みっつ」
という点数を数える声が響き、そのリズムがとても心地よかったのを
覚えています。
先日、読んだ本の中にビリヤードの4つ玉の話が出ていました。
読みながら、祖父のことを思い出す一節でした。
『人生は4つ玉ゲーム。
自分の打つ球が白で、赤と白の玉にコンコンって2個あたると2点、
赤と赤に当てると3点、さらにもう1個当てると5点。
1個だけ当てたのでは0点なのです。
人生もそれと同じです。
自分のこおとだけ考えているのはダメなんです。
自分のためになって、人のためになって、はじめて点がとれる。
幸せなんです。
2個当てた上に、もう1個。
自分のためになって人のためになって、社会のためにも、これはなるぞ、
といったときに5点なんです。
だけど、人のためにだけなるもの、社会のためだけになるものって、
意外とダメなんです。
0点なんです。
だから、何か商売をするときに、これは人のためにもなる、自分のためにもなる、
そして、社会のためにもなるというものは、絶対、成功します。
仕事のコツって、たったそれだけです。
だから商売って、やる前から成功するかどうかわかるんです』