・男性全員が不審者に見える






以前のブログでもお伝えしている通り、






私は事件の被害に遭う前から、





無職で友達も少なかったので、外出する機会は少なかったが、どうしても出掛けなければならないときがあったので、母や姉妹と出掛けることがあった。








母や姉たちと一緒にいる時も、その辺にいる男性は不審者にしか見えなかった。






母と姪っ子と散歩をしている時も、男性とすれ違う度に








「私の鼻と口をふさいで襲いかかってくるかもしれない。」




「アイツはもしかしたらうちに来た犯人かもしれない。」




「この男は今からどの家に入って、何をするつもりなんだろう………」








などと思って怯えていた。





後程知った話しになるが、性被害にあった人は、




「犯人と似た風貌の人がダメ」

「犯人と同じくらいの年齢の人がダメ」







という人が多いみたいだが、私の場合、大人っぽい中学生くらいの男性から、父より年上の男性までがものすごく嫌だった。





隣の自販機で、飲み物を買う高校生くらいの男性に対して





「何であたしの隣に来んだよ!! 」





と思ったり、







レジで私の後ろに並んでいる80代くらいの男性に対して





「何でお前が後ろに並んでんだよ!!」





と思い、常にイライラしていた。






世の中の男性全てが悪者だとは思わないが、





知らない男から性被害に遭った私は、視界に入る大抵の男性が不審者にしか見えなかった。