前のブログでお伝えした通り、私は事件後、すぐにさまざまなPTSDの症状が出ていた。
以前に箇条書きした症状のエピソードを交えつつ、症状の詳細を少し紹介したいと思う。
それでより、PTSDの辛さが少しでも伝わったり、
同じ性被害に遭った方が「私だけじゃないんだ。」
と、少しでも不安を取り除けていただければと思う。
・ちょっとした物音でも非常に怖くなる
何か物が落ちた時の音、
風の音、
食器を重ねたときの音、
グラスに氷を入れた時の「カラカラ」という音、
父の大きいくしゃみなど………………、
少しの生活音でも頭を抱えるほど怖くなっていた。
私が少しの音でも悲鳴を上げて怖がるので、一緒に住んでいる家族は、父以外気を遣っていた。
父は昔から生活音がうるさく、
ドアを閉める音、咳、くしゃみ、足音など、
父が発する音はとにかくうるさく、逐一私をイラつかせた。
また、物音がする度に
「もっと静かに出来ねぇのかよ!!」
と怒鳴ってやりたかった。
だが、私は父に怒鳴り付ける気力が無いため、イライラしながらずっと我慢をしてきた。
私は3姉妹の次女として生まれ、
姉からの八つ当たりや、
妹のために犠牲を払うことが多かったため、
姉妹で1番我慢強くなった。
そんな我慢強い私だから、父親の耳障りな生活音にも怒鳴らずに我慢できた。