私は事件当日からPTSDの症状が出ていた。






PTSDと主治医から診断されたのは、事件発生から1ヶ月以上経ってからである。






PTSDは、人によって出てくる症状や、発症する時期や期間などはさまざまらしい。







例えば、被害にあって数年後に何かのきっかけで発症する人もいれば、私のように被害後、すぐに症状が現れる人もいる。







私の場合、事件後すぐに出た症状は



・ちょっとした物音でも非常に怖くなる

・犯行現場(自宅の2階)に一人で行けない

・イライラする

・漠然とした恐怖や、不安に襲われる

・この先一生不幸だと思う

・事件に関連する夢を見る

・熟睡できない(事件に関する夢を見るから)

・食い縛りが酷くなる

・急に涙が止まらなくなる

・一人で外出、留守番が出来ない

・わがままになる

・ニュースや刑事もののドラマを観られない

・人(家族も)を信用出来なくなる

・この世の中で生きるのが怖くなる

・自分で決断するのが怖くなる


・男性全員が不審者に見える
(人によっては、事件のことを忘れるために、いろんな男性と肉体関係を持つ人もいるみたいです。)


・生理痛が酷くなる

・自分の裸を見るのが嫌になる

・家事が出来なくなる

・文字を読むのが辛くなる

・自分を責める






このような症状が、事件後1ヶ月以内に現れた。



*2ヶ月以上経ってから出た症状が他にもあるで、後程紹介します。





私はもともと、うつ病とパニック障害を併発していたので、





うつ病の症状なのか、パニック障害の症状なのか怪しい部分もあったが、



(鬱が酷いときは、「この先一生不幸」だとも思っていたし、元から寝付きが悪かったため、睡眠導入剤を飲んでいた。)





間違いなく事件の被害に遭ったせいで出た症状もあった。






ただでさえ事件で酷い目に遭っていて、




警察に事情聴取で思い出したくないことを何十回も聞かれて、




散々な目に遭っているため、




どうしてもストレスに勝てず、心身ともに影響が出てしまう。





私たち性被害者は、一生この苦しみに耐えて、乗り越えなければならない。





この苦しみに耐えられず、自ら命を絶つ人もたくさんいる。






たまに、




「こんな馬鹿なことをして!」




「生きてなきゃダメなんだよ!」





と、なぜか自殺する人を非難する人がいるが、自ら命を絶つことを選んだ被害者たちを、どうか非難しないでほしい。






確かに、自殺すると残された家族や友人、恋人たちは悲しい思いをする。







ただ、自殺を考える人は、「自分以外の人」を考える余裕がないのだ。








そもそも加害者がいなければ、被害者たちは死なずにすんでいるはずだし、被害に遭った時点で生きることが相当辛くなるから。








こういう被害に遭った人たちには生きていてほしいし、





その人にとってずっといいことだけが起き続けて、幸せになってほしいと思うけど、







自ら死ぬことを選択したことが悪いこととは思えない。






だって私もこの数ヶ月後に死にたいと思ってるから。