事件発生から数日後、私は妹と一緒に警察署へ行くこととなった。







なぜ妹と一緒かというと、





刑事さんいわく、もしかしたら"一緒に住んでいる妹を狙ってうちに入ったのかもしれない"という可能性をふまえて、事情聴取したかったのだそう。








警察署に着くと、110番通報した時に一番最初に来てくれた松尾さん(仮名)と女性刑事さんの吉本さんが迎えに来てくれた。








「お世話になってます。」と軽く挨拶を済ませた私達は、妹は松尾さんと、私は吉本さんと別室で事情聴取を行った。







*この時妹は、私の下着を盗まれたことしか知らず、私の写真を撮られたことは知らなかった。








妹の事情聴取を担当する松尾さんに、「よろしくお願いします。」と言って妹と別れた。






このとき私は、妹がどんなことを聞かれるのか気になり、犯人が妹目的でうちに入っていないことを願った。