適度な運動とは | たちばな鍼灸院の立ち話

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東洋医学でどうやって病を治すのか。
ざっくりとご説明します。

適度な運動とは

 

 

健康に重要なこと。

 

バランスの良い食事・良質な睡眠・適度な運動

 

今回は、適度な運動について。

 

適度な運動って、なに?

 

まずハッキリさせておきましょう。

 

スポーツは身体に悪い!

 

運動とスポーツの違い。

 

運動:日常生活や健康に必要な肉体運動。

スポーツ:日常生活や健康に不必要な肉体運動。

 

160㎞のボールを投げる能力は、日常生活及び健康維持に必要ありません。

160㎏の人間を投げ倒す能力は、以下同分。

100mを10秒以内で走る能力も、42㎞を2時間で走る能力も、普通に生きていく分には必要ありません。

 

人間以外の生き物は、努力しません。

虎はなぜ強いのでしょう。

前田慶次さんが教えてくれました。

 

もともと強いからよ!

 

 

過剰なトレーニングは肉体を傷めます。

筋トレで筋肉が強くなるのは、超回復という理論だと言われています。

傷んだ筋肉が修復する際に、強くなって修復されると。

ベジータがクリリンにさせたアレは正しかった・・・のか?

 

しかし、筋肉を傷めると、活性酸素が出ます。

ざっくり言うと、運動することで疲労物質がどんどん蓄積されていくのですね。

そして活性酸素が増えると、体内が酸性に偏りやすくなり、ガンや脳梗塞などのリスクが高くなります。

 

これにより、肉体に過度な負荷をかけることを強いるスポーツや重労働などは、身体に悪いと言えます。

 

では、適度な運動とは、なにか。

 

運動はすべからく活性酸素を発生させます。

しかし、運動しないと血流が滞り、老廃物などが流れません。

つまり、血流が良くなる最小限の運動がベストである。

そうすれば、運動により発生した活性酸素も即座に排出できる。

 

つまり運動とは、活性酸素を発生させるというデメリットと血流を良くして老廃物(活性酸素含む)を排出するメリットを天秤にかけて行う必要がありそうです。

運動をすればするほど老廃物を排出できるわけではありません。

しかし運動をすればするほど、活性酸素は生まれます。

 

発生する活性酸素を最小限にしつつ、最大限老廃物を排出できる運動量が、「適度な運動」と呼べるのではないか。

 

では具体的にはどのくらいの運動か。

 

季節により、年齢により、素因により・・・

 

つまり、ケースバイケースではなかろうか。

 

じんわり汗をかく程度という説もありますが、それなら夏はずっと汗かいている。

冬のガッチガチに寒い日に汗をかくって、どれほどの運動量か。

 

汗をかきやすい人、かきにくい人。

心臓疾患がある人もいるし、さまざまです。

 

結局、自分で判断するしかないですね。

 

一日8000歩歩けという話もありましたが、何度でも言う。

 

人によりけりでしょうが!

 

また、今回は最低限、血流を改善して老廃物を排出することを主に考えましたが、筋力維持の観点からすると、また違ってきます。

 

しかし重要なのは、運動をすればするほど、デメリットもあるということ。

デメリットを最小限に抑えるには、運動を最小限にする必要があること。

 

ちなみに、少年少女は別です。

連中は新陳代謝が大人のそれとは比べ物にならないので、多少老廃物が溜まろうと知ったことではない。

エネルギーの塊なので、運動しないと滞ってしまいます。

どんどんエネルギーを消費しなくてはいけないのですが、学校では静かに座っていることを強いられるので、そうそうエネルギーを使いきれません。

ですので、スポーツが奨励されます。

スポーツでエネルギーを消費することが望ましい。

そのため、のび太君はいつも廊下に立っているのです。

 

スポーツが健康に良いのは、10代まで。

それ以降は、運動がよい。

ここでも重要なのが、はい。身体の声を聞くことですね。

運動の前後、身体の声を聞いてみましょう。

 

 

ロボットはいいですよ。

しっかりと答えてくれます。

 

「カメラの調子が、おかしいようです」

 

知らんがな!!

 

 

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