頭痛 | たちばな鍼灸院の立ち話

たちばな鍼灸院の立ち話

東洋医学でどうやって病を治すのか。
ざっくりとご説明します。

頭痛

 

風邪などと関係がない頭痛を取り上げます。

片頭痛、群発性頭痛、慢性頭痛などありますが、主に気血の滞りです。

 

痛む部位と痛み方である程度診断できます。

 

頭の全面であれば胃経、横は胆経、後ろは膀胱経、頭頂は肝経が疑われます。

 

また痛む場所がコロコロ変わるのは気の滞り。

決まった場所が刺すように痛いのは血の滞り。

どんより重く痛いのは湿気の滞りと言われています。

 

また、頭痛は肩や目と関連があり、最近多いのが、パソコンやスマートフォンの長時間使用による頭痛です。

痛む場所もはっきりしない方が多いです。

 

目は肝が関係するので肝経の頭頂痛。

肩こりは胆経で胆経の側頭痛。

後頚部の首こりは膀胱経なので後頭部痛。

そして気の滞りなので痛い場所がコロコロ変わり、血の滞りもあれば固定制の刺すような痛みもでます。

 

この場合、全身調整として気血の流れを良くするとともに、肩こりと目の疲れをとるとその場で楽になります。

 

パソコン等が関係しない頭痛も、基本は気血の滞りであるため、それを改善させれば痛みはなくなります。

 

鍼灸治療例

40代・女性・パート

10代のころからよく頭痛が出る。重だるく、雨の日は特に痛い。カロナールでごまかしていたが、最近はほとんど効果がない。食欲あまりない。足がむくむ。

 

これは湿気による頭痛です。

脾が弱く、湿気が溜まりやすい身体なので、脾を強化し、湿気が溜まらない身体にしましょう。

 

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