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 以前は熱を測るのは体調が悪い時ぐらいなものでしたが、今や毎日のように計測している方も多いですね。

 

私もクリニックに出勤し、到着すると電気やエアコンを着ける流れで受け付けにおいてある

 

「非接触型体温計」

 

つまり、おでこに近づけて触らなくても体温が計れるっていうやつ。

 

で、毎日検温してます。

 

水鉄砲を太らせたみたいな形で、てっぼうをうつと体温が計れるので、朝は自分にてっぼうをむけて計ります。

 

平熱を確認して仕事開始。

 

便利なものが普及したなぁ、と思いますが、やはり直接測る体温計程の精度はないので、何回か測ると多少結果が上下するのは仕方ない事です。

 

人がいらっしゃると、髪の毛等をよけてもらい、なるべく皮膚近めに機械をおいてしっかり計測するようにしますが、明らかに変な値の時は何度か測る時もあります。

 

日々検温をしながら、以前から思っていた事を思いだし。

 

この間、本業ジュエリー屋さんの60代のスタッフと雑談していた時、それを話してみました。

 

「ねぇ、田中さん」

 

「はい」

 

「『私、平熱が低いんです』っていう人、よくいません?」

 

「あ、いますいます!」

 

田中さん笑いだし。

 

「私は普通の人の熱だともう熱があるってことなんです、と言う方でしょう?」

 

「そうです。割と高齢の方の方に多い気がするんですけど、あれ、何ででしょうねぇ」

 

私の母もそうです。

確かに昔は低かったのかもしれませんが、今はしっかり平熱36度台。

 

「36度?高いわねぇ。いつも5度台なのに」

と、なんか不満そう。

 

亡くなった叔母もそう。

 

「私は平熱がとても低いから37度あるともう熱が高くてふらふらで大変なの」

 

とおきまりのセリフ。

でも施設での検温記録を見るとこちらも実際は36度台の平熱。

 

義母や叔父や知り合いの高齢の方や、思い付くだけでもこのセリフ、何人も聞くのですよね。

平熱を低く言いたいの?

 

今は、体温を上げたい時代。

食品やサプリメントで免疫力をあげましょう!

体温が1度上がると免疫力が上がりますよ、などなど。

 

「平熱高い」

 

は良い事で褒め言葉のはずなのに。

 

教養のある田中さんが教えてくださいました。

 

「たぶん…手が冷たいような、体がひやっとするのは可憐な女性のイメージなんですよ」

 

「えーっ!そうなんですか?」

と私。

 

「その昔、ヨーロッパの社交場でダンスを踊る前に、女性は手を冷やしたそうですよ」

 

いろいろな男性とダンスを踊る事もある社交場。

 

汗ばんだ手は失礼になる。

 

それに前の人の温もりを次に踊る人には残せない…。

 

冷たい手は清楚で可憐な女性の象徴の1つ。

誰にも触られていない、守ってあげたくなる冷たい手。

肌の色が白いのと同じ様に手は冷ための方が良い。

 

「…って事だからでしょうかねぇ」

 

「へーーーーーっ!」

 

私は感動しました。

なるほどねぇ。

 

母や叔母がそんな話を知っているとは思いませんが。

 

昔のイメージですかね。

なんとなくの。

 

今の若い子達はそのイメージは少ないのかなと思います。

小さい頃から37度ぐらいまでは発熱に入らないと言われて育ってきていますから。

 

うちの子供達は保育園育ちでしたが、保育園では37度を多少越しても

 

「発熱」

 

にはなりませんでした。

 

特に虎子は生まれたときから虎太郎よりも

 

「熱い」

 

子でした。

 

ダッコしていてもなんか頭とか熱いんですよね。

抱いてるこっちも暑くなり、ホカロン効果です。

 

実際平熱も36度8分ぐらいで、36度5分ぐらいの虎太郎より上でした。

 

虎子は今でもベタベタスキンシップが多い子ですが、触られると熱いので平熱は高いでしょう。

 

ペタッと触られて

「やだやだー。虎子熱いよー」

 

と言うと、

 

「熱いからどこか冷たいとこ触りたいのー。どこかない?」

 

と腕や顔を触ってきます。

 

「保冷剤でも握ってたら」

 

高めの体温のお陰か虎子は健康でありがたいですが、私に似て地黒の肌。

 

色が白くて冷たい可憐な女性とは正反対の色が黒くて熱い。

 

「虎子は熱くて黒い。熱黒い、ね」

 

「遺伝だ。ママのせいだ」

 

「たしかに。私達は熱黒い」

 

可憐にはなれなかったけど、熱黒親子、元気に過ごせる事に感謝し、まぁ、よしとしよう。

 

いろいろな予防に気を付けなければならない事の多い日々ですが、何とか明るくがんばりましょう!