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大学生の息子、虎太郎は、今、定期試験中です。
普通なら夏休みで、しかもお盆開けすぐのこの時期に試験なんて、珍しいですよね。
決まってしまっている事なので虎太郎も同級生達も、お盆中も勉強せざろうえなかった様です。
数日前は試験初日。
「今日は3教科もある」
と言っていたので、夜、聞いてみました。
「試験はどんな感じだった?」
「う~~~ん…」
うーん、の返事の時はまぁ、良くない時です。
虎太郎は自己採点が実際の得点よりも大きく上回る人。
つまり、本当の点以上にできた、と思う、のうてんきタイプ。
中学受験の時から、試験出来た!と言われて安心しては結果が来てガックリを繰り返してますからね。
母としてもそう簡単にはだまされません。
でも、その虎太郎が
「う~ん」
ということは、まぁ、かなり悪い。
絶対ダメってことだね、と一瞬にして悟った母でした。
私の職業と同じ道の大学に行っいるので、試験の内容もまぁまぁ理解できます。
「ヒラオがさぁ、ウザかったんだよ」
「ウザいってなんで?」
口腔乾燥症の検査にサクソン検査というのがあります。
2分間ガーゼをモグモグ噛んでもらい、前後のガーゼの重さの差で、出た唾液量を測定するってもの。
2g超えれば正常
2g以下がドライマウス
と判定されるのですが。
「サクソンテストの判定ラインが2gって覚えていたのに、直前になって同じクラスのヒラオが2mgだって言い張るからさ。そのまま時間になっちゃって。そしたらそれが試験に出て…」
「え?まさか」
「2mgって書いた」
「えーっ」
母が仕事でしょっちゅうしている検査ぐらい正解してくださいって言いましたが、まぁ虎太郎らしい話です。
試験対策に誰か優秀な同級生等が作った
「まとめプリント」
等が出回るのは、今も昔と変わらない様で。
生徒の間で出回るプリントをどれだけ集められるかの収集力も点数に繋がる…って虎太郎は言いますが。
自分達もそうだったなぁ。
自分でちゃんと勉強すればいいのに。
今、考えれば、出回っているプリントが間違っていて、みんな同じ間違えがテストに書いてあるなんていうのは、先生から見ればすぐ分かる事だよね、って思います。
今は携帯やメールがありますから、情報収集も進化していますね。
虎太郎が暗記していたプリントを見てみたら、なんか、凄くおもしろいのがありました。
「なにこれ?おかしー!」
と言うと、
「先生が、『これから言う事がそのまま穴埋めとしてテストに出ますからね』っていうから、完コピ( 完全コピー )をつくったヤツがいるんだよ」
と。
「えー、ここの炎症が歯髄に波及う〰️、あ、ちょっと待ってください(ゴホゴホ咳 )、あー失礼。歯髄全体に波及した、あー、ものの名称は、えー…」
と、先生が話したままを全部文字に立ち上げてある。
虎太郎はそのままラインをひいたりして暗記しています。
(咳はいらないと思いますが)
「この中から出るっていうからさ」
それにしても完璧なコピーだなと思ったら、携帯で録音したんだそう。
「いいの?それって」
なんだか、違反のようですが、別に構わないんだそうです。
先生も間違えられないですね。
優秀な同級生と言えば、虎太郎の中学高校時代のバンドのお友達で、超難関男子中高から超難関大学に行ったお友達。
ピティナというピアノコンクールのファイナリストになり今週、決勝なんだそう。
YouTubeでみたら素晴らしい!
(興味のある方はぜひ見てください)
音楽大学に行ってなくてもこんな事ってあるんだーと感動。
賢いだけじゃなかったのね。
「すげーよなぁ、俺もがんばろー」
と虎太郎。
「何がんばるの?」
と聞いたら、
「いろいろだけど、これは今、3位」
と見せられたのは
「ツムツム」
というゲームの順位。
「は?試験期間なのにツムツムしてるんかい!」
「いや、俺は1000万点ぐらいだからしてない方だよ。1位、見てよ」
見ると1位のお友達だけケタが違って2億点!
「この間この友達、8時間ぐらい続けてツムツムしてた」
それもすごい集中力だ。
とりあえず、試験は落とさないようにしてよね、と言った母です。