いつも「いいね!」を頂いてありがとうございます。感謝しております。健康な心身や子育て等の話を書いています。よろしければ読者登録をお願い致します。

チューリップ黄 チューリップオレンジ チューリップ黄 チューリップ紫 チューリップピンク チューリップ黄 チューリップオレンジ チューリップ黄​​​​​

 

 

娘、虎子5才。

前日、幼稚園から帰ってきたら調子が悪くなりぐずぐずしだし、熱はさほど高くないのにものすごく機嫌が悪く 

「頭いたーい」

と泣いてばかり。

普段、風邪でもそんな事はほとんどないのでいつもと違うなーとは思っていました。

 

「ジュースのむ?」

「やだ!うぇーーーーん」 

「テレビ見る?」

「やだ!うぇーーーーん」

 

ヤダヤダ期の再来のよう。

 

前日いつもの小児科のごっついラガーマン先生に 

「高熱が出たら、以前使っていたけいれん止めを予防に使った方が良いですか?」

と聞いたら 

「もう前回のけいれんから4年経っているからねー大丈夫でしょう」

って言われて薬は普通の風邪薬しか 飲ませていません。

 

そうだよね、前回のけいれんから2年経てばほとんど起こらないって言われて注意してたもんね。

 

こんなんじゃ幼稚園にも行かれないので、近所のウシオ母に預かってもらい仕事。

お昼休み、様子見に行ってみても状況は変わらず、ヤダヤダが激しくなり、頭いたーいと泣いています。

熱は高くないよな。

 

でも、そこはメラメラっと母の勘! 

「やっぱり、なんか変だ!」

虎子にしてはぐずりすぎる! 

 

ラガーマン先生のクリニックに電話をし相談します。

受付のおねーさんに、

「連れて来て診察受けますか?」 

と言われたものの、その小児科、大人気のクリニックで順番は2時間後。

 

「今、お願いします!何となく変なんです!」

 私のゴリ押しで無理やり 

「では、今からどーぞ」 

と言ってもらい、

「虎子ちゃん、お医者さん行くよ!!」

と抱っこしたとたん。

 

カチーーーーン。

虎子が……曲がらない。 

 

「虎子?……虎子ちゃん!」

 

5才ですから結構な大きさの硬い……棒になってる。 

それに返事がない。

意識がない! 

 

「えっ?えっ?なに?……大丈夫かな……」

 

赤ちゃんの熱けいれんの時とは違い白目になっなりもしていません。

ただ反応がない。

 

そこで人生百戦錬磨のウシオ母、

 「大丈夫じゃないでしょっっ!!!!!」

と虎子に走り寄る。

 

反射的に虎子をウシオ母に渡し、私は電話に走り受話器を持ちました。

ものすごーく震える手で119番。

 

「はい、事件ですか?事故ですか?」 

「む、娘の意識がなくなりました」 

 

こういう時に限って近くの消防署は忙しくて救急車が居なかった……。

遠くから来るってことで到着まで20分程。

 一緒に居た小学生の兄、虎太郎もブラインドを指で開いて外を見ながら(石原裕次郎か!)救急車の到着を待ちます。

 

救急隊が来て病院を探してもらう間も虎子は起きません。

救急車に入れてもらい、眠っている様に横たわっている娘の横で、私は心配と緊張のあまり口がパサパサ。

救急隊員の質問に答えようとしても舌がくっついちゃって良くしゃべれません。

 

後にウシオ母が 

「いつも冷静な虎白さんがあんなに動揺してねぇ……」

って。

や、普段も冷静じゃないですけど!

 

その時点でもう意識がなくなって30分以上経っていました。

なかなか受け入れてくれる病院がないのを見て、ラガーマン先生の所に運んでもらうように懇願。

 

ラガーマン先生だったら説明要らないし、大学病院の小児科で長いことバリバリだった事知ってるし。

 

だって、時間が経ったらどんどん危なくなりそう。

 

結局、ラガーマン先生の所に運んでもらい、先生大汗で点滴を刺さしてもらったところで虎子 

「う……うぇーん」

と覚醒。

 一同どーーーっと安堵したのでした。

 

 意識がなくなってから、1時間弱。 

「いやぁー、脳炎かと思ったから、本当に違ってよかった」

と先生と救急隊。

 

熱性けいれんが通常とは違った形であらわれたというわかりにくーい症状でした。

でもその晩は43度の熱が続いたのです。

長くなって書ききれなかったぁ…… 続きます。